今年は、Ｊリーグの誕生から30周年

皆さんは、現在のＪリーグのチェアマン（理事長）をご存知でしょうか。

お名前を野々村芳和（ののむらよしかず）さんといいます。

昨年（2022年）よりチェアマンに就任されました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、少し経歴をご紹介します。

静岡県清水市出身で、私と同じ昭和47年生まれの51歳。

日本で一番サッカーが盛んだということで、日本の中のブラジル（当時）と言われていた静岡県で小学校１年生からサッカーをはじめ、メキメキと頭角を現し、高校では全国大会に２度出場。

その後、慶応大学法学部に通いサッカー部に所属。

関東２部の２年連続優勝などチームに大きく貢献。

Jリーグ開幕の2年後、1995年からプロサッカー選手としてジェフユナイテッド市原（当時）でプレーをしていました。

2000年からコンサドーレ札幌に

日本代表を率いた岡田武史氏がコンサドーレの監督に就任した2000年、岡田氏からの直接のオファーを受け、移籍。

キャプテンとしてチームをまとめ、選手スタッフ含め多くの人から慕われる人柄で、Ｊ２優勝、J１残留に大きく貢献し29歳で現役選手を引退。

その後、サッカー文化を広める活動をするため会社を設立をしたり、Ｊリーグや日本サッカー協会との関わりを強く持ち、試合の解説やサッカー番組の出演など幅広い活動進めています。

2013年、株式会社北海道フットボールクラブ（HFC、現・株式会社コンサドーレ）の代表取締役に就任。

低迷を続ける同社、同チームに元所属選手の社長として新しい風を吹き込み、様々な改革を進め会社経営、チーム運営を安定の道へと導きました。

2022年、Ｊリーグチェアマン（理事長）に就任。

これまで培った様々な経験や知識を糧に日本サッカー界全体の発展に貢献しています。

ここまでの経歴を見ると、サッカーをする環境とご本人の実力、努力などにより順風満帆なサッカー人生を歩んでいるように見えますが、なんと彼は、小学生から大学生の間、原因不明の発作や心臓病などに悩まされ、辛い時期を過ごしていました。

さらなる深堀りは「後編」にて。

執筆：スタッフ小野