ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

資格取得

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自転車整備の資格とは?

 

お仕事として自転車に携わる人が目指す「資格」というものがあります。
「自転車技士」と「自転車安全整備士」の二つが、その代表的なもの。

ホープ再生自転車でも、過去に何人もチャレンジし、現在所属しているスタッフとメンバーさん合わせると、4人の有資格者が在籍しています。

そしてなんと、この度5人目の合格者が誕生しました!!

今回チャレンジしたメンバーAさんは、なんと今回で2度目の挑戦。
とはいっても、今ホープにいる有資格者は全員、2度目の挑戦で合格しているので、なかなかそう簡単に取れる資格ではないということがわかります。

 

 

「自転車技士」と「自転車安全整備士」

これら二つの資格は、同じ日に実施され、学科、実技、面接の3部門で審査されます。
「学科」は、それぞれの資格ごとにテスト問題があるので、みんな事前にテキストを買い、勉強をして試験に挑みます。
「面接」は、全体からすると割合は軽いほうですが、自転車の法律に関する事柄や構造に関する事柄、社会秩序的な分野などの質問を口頭で答えなければならないので、少々緊張します。
「実技試験」は二つの資格の共通科目として、約2時間10分の間に規定に基づいた自転車を一度分解し、再度組み上げる作業を行います。
これがなかなかハードで、車輪(後輪だけですが)はスポーク1本1本までバラバラにし、ブレーキや切り替え装置の設定もゼロからやり直さなければいけないなど、プロの技が試される内容。

 

Aさんは1年目の試験挑戦で「学科」と「面接」は合格していたので、「翌年続けて受験する人は免除」に該当しました。
おかげで今回は、「実技試験」のみの挑戦に絞ることができて、年明けから徐々に準備を始めてきました。

練習を開始し自転車が形になってきてからは、次のステップです。
解体や組み上げの効率的な手順、工具の置き場所、身のこなし方など、より細部にわたる改善を図り、練習を続けてきました。

そして、その努力が報われ、当日は淡々と課題をこなし、満足のいく仕上がりだったそうです。

 

2カ月後、合格発表。

見事、自分の受験番号を発見した時の安どの表情は、とても良いもので、こちらも喜びと安心の気持ちがわいてきました。

 

資格を取るということは、自分の自信に大きな力を与えてくれると思います。
取得するまでに犠牲にした時間やお金、心労などは、合格によって報われます。
もちろん、その資格を持つことで出来ること、許されることも増え、メリットもあります。

大きなことを成し遂げたことの達成感、成功体験は専門的な分野だけでなく、気持ちや心にも大きな良い影響が与えられると思います。

次のチャレンジャーも期待したいところです。

 

執筆:スタッフ小野

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ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com