家族、子育て、人生

２人の甥っ子がこの春、高校３年生と１年生になりました。

三十代半ばで子育てを始めた三つ上の姉は、そろそろひと息つけるとホッとしていました。

甥っ子は２人とも音楽に興味を持っており、ギターを練習しているそうで、叔父である私も彼らと同じ年頃でギターを手にしているので仲間ができたことに大変喜でいます。

しかし一方で、妻子を持たずに50歳を越えたことに、大きな後悔と今後の不安をいだきながら、発想の転換の必要性をひしひしと感じるこの頃です。

以前のブログで「真の社会貢献とは子供を産み育てること」と書きましたが、それが可能な方には、ぜひとも早いうちから実行に移していただきたいと思うばかりです。

ただし、そういう意味でのしっかりとした社会貢献をするには、やはりしっかりとした子育てのできる両親の協力体制が不可欠だと思います。

それはすなわち、正しい「愛情」のあり方にポイントがあるように思います。

正しい愛情のあり方

正しい愛情のあり方、ということになると、単身者だけでなく夫婦や家族の関係、親子関係、友人関係、恋人関係、社会的な縦横の関係においても大切なことであり、すべての人において他人事ではないと思います。

恐らく、日本の少子化対策として必要なのは、行政による社会システムの改善や経済的な回復などではなく、正しい愛情のあり方を見つめ直すことなのかもしれません。

これから先の私の人生、少子化対策の力にはなれないかもしれないけど、「正しい愛情のあり方」については、求め続けて行きたいなと思います。

執筆：スタッフ小野