自転車の思い出・その2:フラッシャー自転車、スーパーカー自転車、ダブルフロントライト
ダブルフロントライト
幼い頃、ロードバイクの前に乗っていたのが、当時小学生に大流行りだった「フラッシャー自転車・スーパーカー自転車」と呼ばれる、カッコイイ自転車でした。
当時の私は、小児喘息で体が弱く、弱虫でハッキリとしない性格。
それでいて自分の好きな物には変なこだわりを持つ、インドア派のちょっと面倒くさい子でした。
それでも外を移動する時は自転車が頼りで、近くの公園や近所の友達の家に行くのにとても重宝しました。
スーパーカー自転車といえば、昭和40~50年代の少年たちを虜にしたトレンドアイテム。
ダブルフロントライトにオートマチック車のような切り替えレバー。
後部はまるでデコトラのように大きなウインカーとテールランプ…。
当時はやっていたスーパーカーさながらのいろいろなタイプの自転車が発売されていました。
私が乗っていたのは、ダブルフロントライトが格納されているタイプで、手モノとのレバーを回すことで目を開くようにライトが表れ、夜道を明るく照らしてくれる、まるでランボルギーニカウンタックを思わせるシャープな顔立ちの車体でした。
スピードメーターもついており、時速30キロを目指し必死でペダルを踏みしめていたのを思い出します。
この自転車を買ってもらった経緯はすっかり忘れてしまいましたが、確か小学3年生くらいから5年生くらいまで乗っていたのではないかと思います。
しかし、子供の心とはある意味冷酷なもので…。
流行りが過ぎ去ると、意外とあっさり心は次の物に移るのでした。
それは、体や心の成長にもつながっているのかもしれません。
特に小学校時代の感受性が豊かで、それと同時に体も成長し知識もついてくると、好みや趣向も変化していくもの。
周りに流されたり、自分に合うものを見つけたり…。
手に入れて喜んだり、手に入れられなくて悔しがったり…。
いつまでも大切にしたり、すぐ飽きてしまったり…。
そんなことを繰り返して人は成長していくのでしょうか…。
執筆:スタッフ小野
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