ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

自転車の思い出:ドロップハンドル、小学生、中学生、高校生、大学生

シルエット

 

 

11年間の相棒

 

私は小学5年生から大学3年生までドロップハンドルのロードバイクに乗っていました。

約11年間、苦楽を共にした相棒でしたが、その頃はメンテナンスらしいことはほとんどしたことがなく、今考えると、自転車に苦労をかけたなと、申し訳ない思いでなりません。

 

買ってすぐは、まだその頃の体にはオーバーサイズだったため、うまく乗れずおっかなびっくりでした。

そのため、体の大きな友達に気に入られて、私よりも盛んに私の自転車に乗っていたように記憶します。

小学6年生の頃には、片道30分くらいかけてスイミングスクールに通っていました。

中学ではあまり印象に残る思い出は思い浮かびません。

 

 

通学

 

 

良く活躍してくれたのが、高校時代でした。

私が通った高校は、札幌市内でも有名な玉ねぎの名産地。

そんな風通しの良い畑の真ん中に建てられた校舎。

片道10分ちょっとではありましたが、畑の中の1本道です。

舗装はされていましたが、風が強い日などは本当に大変でした。
防風林も風にあおられて斜めに生えているような地域なので、朝、向かい風の日は軽いギアにし、なるべく楽しいことを考えながら必死にペダルを踏んでいました。
逆に追い風の時は、学生服のボタンをはずし、ヨットの帆のように風を背中に受け、どこまで漕がずに前に進めるかに挑戦していました。

 

浪人時代は予備校に通うため、最寄りのJR駅までの行き来を約2年間走りました。

 

 

鍵

 

 

悲しい別れ

 

なんとか旭川にある大学に入学。

下宿からの通学はもとより、駅前の繁華街に行くにも愛用し、その頃にはすっかり人生の相棒としてずっと乗り続けようと思っていました。

しかし、大学3年の夏、念願の一人暮らしを始めて少し慣れてきた頃でした。

玄関先に鍵をかけずに置いていた相棒が、姿を消していたのです。

そうです、盗まれてしまったのです…。

 

それはそれはショックでした。

 

今なら、防犯登録、盗難届、いや、その前にしっかりと鍵をかけて…とお客様にも説明するのですが、当時の私は、やはりまだまだ甘ちゃんの若造。

「人の物を盗む」ヤツに対してだけでなく、大切な自転車を守ることができなかったことに、今でも悔しい思いと残念な気持ちは忘れません。

 

 

カギ

 

 

とかく軽んじられやすい自転車の管理ですが、皆さん、どうか是非、私のような思いにならないよう、盗難防止の策はしっかりとなさっていただきたい。

 

我々もご相談には応じております。

お気軽にお声掛けください。

 

執筆:スタッフ小野

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ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

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