ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

水泳:子育て、親育て、辛い思い出、習い事

 

水泳2

 

水泳

 

私は小学四年生のころ水泳を習っていました。

 

当時、小児喘息とハウスダストによる鼻炎で悩み苦しんでいた私に、両親が体質改善をと考え通わせてくれたものです。

当時私は体だけでなく心も弱く、水が怖くて泳げない、いわゆるカナヅチでした。

なので、水泳教室はイヤで仕方ありませんでした。

 

初日のことは今でも忘れられません。

プールの待合室で半ベソをかきながら

 

私「行きたくない…」

父「もうお金は払ってしまったから行きなさい」

私「払い戻しなできないの?」

 

と言って親を困らせたり。

 

練習が始まり、コーチが水に慣れさせるために顔をジャバジャバかけてくるのを半分溺れながら我慢したり。

 

プールのヘリから初めて飛び込む時は、ほぼ人生最大の決死の覚悟で飛び込んだ記憶があります

 

その後、小学校卒業まで通い続けることになるのでますが、嫌な気持ちはいつも有り、どうにかしてサボろうという思いをいつもどこかに抱えながら週3回の教室に都合3年間、通っていました。

そのおかげで、思いと裏腹に体はどんどん強くなり、当時は個人メドレーの四泳法は全て泳げるようになり、小児喘息も全く出なくなり現在に至ります。

体育会系にも耐えられる基礎体力がこの頃出来上がったのですが、正直このトレーニングを当時の自分が一人では絶対できていなかったと思います。今でも筋トレは三日坊主で終わります。

嫌がる自分を無理にでも水泳に通わせてくれた両親には感謝しかありません。

 

子供の頃の辛い思い出は意外と長く心の中に残ります。

しかし、気が付かないところで何かを強くする部分もあるのではないでしょうか。

その辛い思い出の発端がなんだったのか。

それが悪い種から発せられるものだと良くない結果になるのではないでしょうか…。

また、良い種から出た場合、良い実を結ぶこととなるでしょう。

 

 

 

悩み

 

辛いのは子供だけではないのかもしれない…。

 

昨今、子供に対する耳を覆いたくなるようなニュースが後を絶ちません。

「しつけ」や「教育」の名の下に子供に辛い思い出を植え付けてしまう。

そんな話を聞くたびに腹立たしさや苛立ちを覚えます。

 

しかし一方で、親も一人の人間であり、心の浮き沈みがあって当然ですよね…。

心に弱い部分もあるでしょう。

 

そもそも、親になるつもりもなかった人、親になりたくなかった人もいるかもしれません。

 

子供への愛情の熱量も親の数だけ違いがあるでしょう。

 

果たして、本来の正しい真の愛情とはどんなものなのでしょうか…

 

私は子育ての大変さを知らずに中年期の半ばを迎えてしまいました。

ですので、余計に自分が作る「家族」や「家庭」というものに実感がありません。

しいて言えば「子供」としての家族の一員であるという実感くらいしかありません。

そして、自分にも心の浮き沈みがあるので、色々なマイナス要素が重なった場合、弱い者に対してどんな感情が湧き、どんな行動を取るかは未知数です。(いわゆる誰も知らない3人目の自分ですね)

 

ただ、ちゃんと自分のことを見守ってくれている方がいると私は思っています。

その存在を意識しながら行動すれば、そうそう間違うことはないのではないかな、そう思えるのです。

そういう存在があると思えるようになると、心が少し楽になるように思います。

自分は一人じゃない。心強い存在があることを意識しましょう。

 

執筆:スタッフ小野

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ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
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屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
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代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
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