ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

カレーライス、辛さチャレンジ

お客様

 

カレー

 

数ヶ月の期間をかけて、とあるカレーのチェーン店で辛さチャレンジをしました。

 

最初は「3辛」から。

元々辛い味は好きで強い方だと思っていましたので、平気かと思っていました。

なかなかどうして、意外に辛味を強く感じました。

それでもまぁ、大変美味しくいただきました。

続いて後日、「5辛」にチャレンジ。

3辛に比べればぐっと辛味が増し、本当に辛い食べ物になりました。

でも、美味しい辛さ、嬉しい辛さでした。

この後、6、7、と上げていくのも大体予想がつく感じなので、次のチャレンジは一気に3段階アップの「8辛」。

 

 

8辛

 

 

まさかの衝撃!

そんな飛び級が見事に裏目に出ました。

カツと野菜をトッピングしたのですが、いやぁ、辛いのなんのって、一気に辛味の先頭打者に試合開始1球目からスリーベースヒットを打たれたような感じ。

目は涙目、頭からは玉のような汗。

途中、あまりの辛さになかなか減らない残りのカレーに、ちょっとヤバいかなぁと思う瞬間もありましたが、トッピングのカツと福神漬けでなんとか難を逃れ、成功。

 

 

9辛

 

 

続いてゴール手前の「9辛」チャレンジ。

8辛でおじけ付いた私は、かなり慎重にチャレンジしました。

中年くらいの主婦っぽい店員さんにオーダーすると、「お客様、当店の3辛は召し上がったことはございますか?」と。

お?こんなことを聞いてくるなんて、よっぽど辛いのかな…そうか、3辛も意外と辛かったからな…。

そこですかさず私は「いや、この前8辛食べたんで…」というと。

店員さんは快く9辛を持ってきてくれました。

辛味を抑えるために、白身魚のフライやスクランブルエッグなどをトッピングにしたり、前半ルーを多めにすくったり、さらにラッシーを頼むなど危機管理も入念に挑みました。

それが功を奏したのか、8辛の時ほどのショックは無く、さほど辛さに差を感じずに完食できました。

お会計の時、店員さんからも「次は10辛ですね頑張ってください。またのご来店お待ちしております」と激励をいただきました。

 

 

10辛

 

 

そして、最後の「10辛」。

ドキドキの最終決戦。

お店に入る前、ちょっと緊張しました。

外食するのにこんな気持ちになるのも初めての体験。

しかし、若い学生さんっぽい今回の店員さんは、こちらの緊張をよそにサラッと「ハイ、10辛ですね」……って。

いざ目の前に現れた「10辛」。

今回は、クリームコロッケとスクランブルエッグとイカフライをトッピング。

ラッシーはやめておきました。

前回と同じように最初はスプーンに多めのルーをすくい、耐えられるうちに辛さの根源であるルーを減らす作戦。

事前に知人から「8、9辛いけたら10は余裕だよ」と言われまして、その方の言うとおり、辛いは辛いのですが、そこまで大きなショックはなく、さほど感動もなく、通り過ぎてしまった感じでした。

ただ、一つ失敗したのは、クリームコロッケ。

クリームの甘さで辛味を抑えられるかと思いきや、熱々だったので辛さが増してしまい、口の中が大変なことになってしまいました。

 

 

お家のカレー

 

カレーライスといえば、昨年亡くなられたミュージシャンKANさんが「カレーライス」というタイトルの歌を歌っています。

その曲の中で、男女の関係をカレーライスになぞらえてこう歌っています。

 

🎵一度冷めて、また温めて、それでいい。

 

翌日のカレーが美味しいのは、一度冷ますことで味がよく染み込む効果があるそうです。

男女に限らず、友人関係、仕事上の上司・部下・同僚の関係、親子関係、その他諸々…。

調子が良い時ばかりではなく、関係性が冷え込むこともあると思います。

そこからまた温かくなる(関係性が回復する)と以前よりも深い関係になれるということでしょうか。

いさかいも時には必要であるということでしょうか。

 

執筆:スタッフ小野

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ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
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