ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

生き物が我が家にやってきた:金魚、朝顔

金魚2

 

生き物が我が家にやってきた:金魚、朝顔

 

ある日の日曜日、遊びから帰ってきた孫たちが嬉しそうに持ってきたのは、金魚が2匹。

 

「お祭りでおじさんがくれたの。」

 

小さな2匹を、さてどこに入れよう。

ガラスのコーヒーポットに収めてみました。

いいかもしれない。

 

「名前は?」

「しっぽが黒い方がキンちゃん。小さな方がアンちゃん。」

 

とにかく二人で競争してえさをあげたがるので、「金魚は餌を食べすぎたら病気になるよ」と教えます。

 

キンちゃんは元気いっぱい餌を食べ動き回っています。

アンちゃんは水底の方でおとなしく泳いでいます。

 

 

 

金魚

 

 

三日目の朝、アンちゃんが水面に浮いていました。

さて、金魚の死をどう知らせようか。

1年生の孫が起きてきたら、金魚の死を知らせ、ベランダの植木鉢の土に一緒に埋めました。

4才児には死を見せたくなかったのです。

1年前母親を失った時、しばらく二人の口から、何を見ても何をしていても「死んだ」「死んだら」の言葉が出てきて、父親が「死んだ、死んだ言うな」と叱っていたことがあったからです。

 

4才児には、「アンちゃんはお空に行ったよ」と告げました。

「アンちゃん、いない」と寂しがって、しばらくの間「アンちゃんは、何してるの」と空を見上げていました。

 

 

やがてキンちゃんの餌も「おばあちゃんがあげて」と、金魚のお世話も飽きてきました。

昼間は暑かったらかわいそうなので、我が家で一番涼しいトイレにいれてお留守番してもらいました。

 

コーヒーポットは狭げでもう少し広いところで泳げるように、金魚鉢と水槽の飾りの水草もどきを買って、広い住処に移した。

(水は常に汲み置きしていました)

 

次の朝、何とその水草の上にキンちゃんが浮かんでいました。

 

新しい住処のせいか、病気だったのか判りませんが、キンちゃんの死も、1年生に見せました。

「おばあちゃんが土にいれて」

 

生き物の死を彼女がどう感じたのか判りませんが、「次の金魚はいつ買いに行くの」とペット屋さんに行くことを考えているようです。

 

4才児もそんなに驚いた様子はなく、まだたくさんある「金魚の餌をどうするの」と考えているようです。

 

 

朝顔1

 

年生の朝顔

 

夏休みの始まる前日「先生が朝顔を持って帰るように言ってたよ」と言うので、学校で種まきををして水やりをしてせっせと育てた立派な朝顔の鉢を車に積んで持ち帰ってきました。

その前日に一つ目の花が咲いたようです。

 

昔から1年生の夏休みは朝顔の観察が宿題となっていましたが、今は絵を一枚書ければいいようです

そして毎朝、一つ二つと咲いている花を見つける喜びが増えました。

水やりもおばあちゃんに言われないと忘れているようですが毎朝の日課となっています。

「私も水やりたい」とじょうろのペットボトルを奪おうとする4才児に「学校のお勉強だからおねえちゃんのお仕事よ」と諭します。

 

 

朝顔観察

 

 

花が咲いていない朝はがっかりしている1年生ですが、つぼみを見つけて明日に希望をつなげて励ましています。

この夏休みの朝は、いくつの花が咲いてくれるのか楽しみの日々です。(良)

 

 

聖書

 

 

聖書の一節から【ルカの福音書 12章27・28節】

 

 草花がどのようにして育つのか、よく考えなさい。

働きもせず、紡ぎもしません。

しかし、わたしはあなたがたに言います。

栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装ってはいませんでした。

今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、どんなに良くしてくださることでしょう。

信仰の薄い人たちよ。

 

執筆:スタッフ斎藤

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