羊蹄山一周、実走:フリープラン、プレラン、羊蹄吹き出し名水、ざるラーメン
ホープ再生自転車販売店長の一言 その68
ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
先日の話ですが、とうとう念願の羊蹄山一周を実施しました。
しかも、プレラン(プレライド)ということで、一人でライドするつもりでしたが、ひょんなことから、ひとり仲間が増えて、「チーム羊蹄山一周」として一周ライドをしてきました。
いつもそうですが、こういったことにはハプニングは付き物、今回も色々あり違った意味でも楽しい一日となりました。
期日は、7月17日月曜日、世間的には海の日ということで、海水浴などを楽しむ方も多かったのではないかと思いますが、私は山に行ってきました。
朝6時30分、今回のチームの相棒と待ち合わせて、軽ワゴン車に2台の自転車を積み込み、札幌の南区を抜けて、定山渓から中山峠へと向おうとした時、ハイ! ここでハプニングその1。
トランスポーター、軽ワゴン車のパンク。
私の記憶では公私を交えても、20年位は経験がありませんでした。
でも、日頃から、自転車店にやって来るお客様のトラブルに対処しているという職務上の経験から、焦らず騒がず、すぐに大きな病院の早朝の駐車場に入り、緊急時用タイヤ(エマージェンシータイヤ)に取り換えて、ガソスタを探すと、なんと、病院の隣の隣にガソスタが出現。
やったぁ、ラッキーと思ったのもつかの間、「今日はイベントがあり、作業員いないんだよね」と丁寧に断られ、がっかり。
でもパンクの箇所は見つけてくれて、マジックで大きく印を付けてくれるという親切な対応をして戴きました。
あの時の〇ネオ〇スタンドの方、ありがとうございました。
そこからは、中山峠に入る前にパンクを直したくて、探すこと4軒目。
やっと修理に応じてくれるガソリンスタンドを見つけて、一安心。
この時点で、今日のミッションの半分以上を終えた気分でした。
このパンク事件の前に、この日の相棒と「人生は何が起きるか分からないけど、一つ一つクリアしていけば、何とかなるよね」と話をしていた矢先だったので、将に有言実行となった訳でした。
タイヤも直り、定山渓の温泉街を横目に中山峠に入り、大学生の時に自転車でこの坂を登って超えたんだよなぁと話しながら、他人事の様に「これは大変にご苦労さんだわ」と自分で思ったのでした。
そんなことをしながら、やっと目的地の羊蹄吹き出し公園到着。
駐車場の隅の方に車を停めて、さぁこれから出発という時に、ハプニングその2。
後ろの方から声を掛けられました。
「自転車で羊蹄一周ですか」と聞かれ、意気揚々と「ハイ、そうです」と答えると、ちょっと期待しない反応。
「長時間停められると、困るので場所移動をお願いできますか」という柔らかい口調での注意。
すぐに受け入れて、場所移動、約3分離れた場所に停めました。
そこから、やっとライド開始。
約42キロ、ペースはゆっくりと、30分に一度の休憩、所所で羊蹄の美味しい吹き出し水を楽しみながら、緩やかな登りを楽しみながら、時には補給色を楽しみながら走りました。
羊蹄山一周ということで、羊蹄の山を左手に眺めながら走る楽しみは、残念ながら、山は雲の中。
山裾しか見えませんでしたが、それはそれで仕方がないことと思いながら、走ってました。
三回目の休憩中には突然の雨、でも「雨雲の下を走り抜けてしまえば大丈夫、森の中では鳥がさえずってるから、止むだろう」という、日頃の経験を踏まえた判断に頼りながら走っていると、案の定に小降りとなり、やがて曇り空に変わりました。
ここからは、あと10キロ。
先に走って行った他のサイクリストの背中を追いかけるように走り続けると、あっという間に見えてきたゴール、羊蹄吹き出し公園駐車場。
一緒に走った相棒は「あれ、もう終わりですか」という感想。
総ライド距離42キロ、所要時間3時間10分、実走時間は2時間17分でした。
走り出す時には、本当に走り切れるのかという不安を抱えていたとは思えない清々しさ。
実にいい経験でした。
さて、今回のライドの中の、一つのイベント。
昼食に羊蹄の吹き出し名水で茹でたざるラーメンを食べること。
吹き出し口に行って、たっぷりと名水を汲んで、駐車場でざるラーメン屋台の開店。
持って行ったガスストーブで、鍋にたっぷりと湯を沸かして、一人二玉分のざるラーメンを戴きました。
走り終わったすきっ腹には、程よい満腹感を与えてくれました。
帰りは、赤井川周りで帰ることとして、途中の山中牧場にてソフトクリームも食べて、無事に9時間後に札幌に帰ってきました。
翌日の筋肉痛も心配していましたが、二人とも翌日には余り影響なく、健全な体調にて仕事が出来たことを、追加報告しておきます。
走っている最中は、「もう一回走るとなると、どうかな?」という考えも浮かびましたが、走り終えると、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の諺通りに、「また走りたいなぁ、次は逆回りしてみようかな?」と想像を膨らませていました。
次は、10月の本番ライドが待っています。
その時は、またご報告しますが、それまでに違ったライドの機会があれば、また挑戦します。
そして、ここからは、いつもの様にホープ工房の宣伝です。
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執筆:スタッフ相馬
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
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