発想の転換
発想の転換
会議で煮詰まった時や悩み事がある時など「発想の転換」の必要性を強く感じます。
ある物事に対して、その見方を変えることで、課題の解決や新しい発見などに結びつき、新しい展開が生まれる。
そんな起点となるのが「発想の転換」ではないでしょうか。
今まで当たり前だと思っていたことやそれが常識だと思っていたこと、はたまた、つまらないことやおもしろくないこと、そして変わり映えのしないことなどにも「発想の転換」が、その後の展開に大きな影響を与えることもあります。
例えば…
大都市の大きな交差点の歩行者用信号機
「青」を待ちきれずに歩き出す人や「赤」になっても横断をやめようとしない人など、危険な横断が後を絶ちません。
注意喚起のメッセージを掲示したり、警察官がその場で注意するなどいろいろな工夫をしてもなかなか危険横断をする人は減りませんでした。
いろいろな試行錯誤の末に採用されたのが、信号の横にデジタルカウンターを設置する方法。
次の色に変わるまでの残り時間を表示することで、いつまで待てばいいかを可視化し、待つ時間がハッキリとわかる工夫がなされました。
そうしたところ、危険横断は激減したそうです。
危険な状況にばかり目を配り、それを排除するため「危ない!」とか「信号無視はルール違反!」というような「ダメ!」をいくら声高に叫んでも、恐らく聞かない人は聞かないでしょう。
訴えに対して反発する人もいるでしょう。
そんなときに「発想の転換」を取り入れることで、問題解決の糸口を見つけることが出来たのでしょう。
信号機の横に着けられたカウンターは、誰を叱るわけでもなく、怒るわけでもなく、淡々と時を紡ぐだけ。
その機械的な作業が、人々の心に落ち着きを与え、自発的に正しい判断をする余裕を与えたのです。
悪い状況を良い状況に変えたり、無価値なものを価値あるものに変えたり、社会の様々なシーンですべてを良い方向へと導いていける良い「発想の転換」ができると、もっと住みやすい世の中になるような気がします。
執筆:スタッフ小野
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商品紹介
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ハンドメイドカホンなども販売。
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