ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

アルバイト:交通量調査、ビル解体、デパートイベント資材搬入、日通コンテナ、アイスクリーム箱詰め、新幹線車内販売

 

親子

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その66

 

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

 私は、社会人として世に出て、37年目になります。

でも、「働く」ということの広い意味では、もっと早くにデビューしています。

 

親の手伝いをしてお小遣いを貰うということや、もっと早い段階で、単純に家事のお手伝いも含めて「働く」ということをしていました。

幼少の時は、単純にお手伝いを経験したくて行っていたと思います。

終わった後に褒められることで喜びを感じたり、またはおやつがご褒美として与えられたりして、少しずつ「働く」ということの意味を理解してきたんだなぁと思います。

 

そして、成長とともにお手伝いが「アルバイト」に変わり、その働く種類も多種多様になっていきます。

小学校の高学年の時、友達が新聞屋さんで夕刊の配達アルバイトを始めていて、とても興味があり、自分も始めたことを思い出します。

部数にして、50部くらいだったと思いますが、いつもワクワクしながら配達していたのを思い出します。

そして、一カ月の後にお給料日がやって来て、初めての給料。

茶色い封筒にお札と小銭が入っていて、金額は忘れてしまいましたが、それが自分の「稼ぎ」と「収入」という意識が芽生えた瞬間であり、ちょっと大人になった気持ちでした。

 

その後は、中学、高校時代は部活に夢中であったので、アルバイトの時間はほぼ無く、大学生になり、その種類は多種多様を極めます。

夜間の交通量調査、ビルの解体、デパートでのイベント資材搬入、日通コンテナ車の添乗、アイスクリームの箱詰め、新幹線の車内販売、ラーメン屋の出前などなど。

これらのアルバイトは、苦学生であった自分の経済を支える大事な時間でした。この時は、只々生活費が欲しいからという理由のみでアルバイト「働く」ということをしていたのですが、幼少期のお手伝いから大学生の時のアルバイトまで含めて、改めて「働く」ということを考え直してみました。

 

この「働く」という行為の言葉の由来は、諸説ありますが、「傍(はた:周囲の人)を楽にする」や「畑(自分の財産)を楽にする」という意味で使いますが、私は経済的な裕福さを得るためという意味より、自分が働くことで、その働きを喜んでくれる周囲の人たちがいるという意味として理解する方がしっくりとします。

 

土木

 

次に書くことは、自慢でも何でもないことですが、当店であるホープ再生自転車販売は、「地域の誠意ある自転車屋」を第一ポリシーとして営業していますが、当店をご利用されたお客様から頻繁に「物」を戴きます。

それは、自転車を引き取る際に、必要なくなったとの理由で空気入れを戴いたり、また店舗で働くスタッフの為に飲み物やお菓子などです。

修理が終わって、代金をお支払い戴いた後に、「これ皆さんで、どうぞ」と戴くことが多いです。

それは、時には修理代金よりも多いのではと思うような差し入れであることもあります。

働いた事に対して、その対価としてお金を戴くことは当たり前では有りますが、「働く」=「傍(はた)を楽にする」という意味で、当店をご利用いただいたお客様が「傍」であり、それが楽になったと感じていただける仕事が出来ていて、その仕事の評価として対価だけではない「お気持ち」も添えていただける内容の仕事が出来ているということは、感謝なことであると思います。

それから、働くということは、社会との接点、関りが多くなることを意味しますが、若い時の「働く」という行為は、将に社会勉強の機会と言えますね。それまでの自分の常識が全然通じないということがあった時に、自分の時間を後から貰える給料に置き換えて提供する意味など、経済的な裕福さを叶えるだけではない大切な時間であったと思っています。

私の職場は障害者就労支援事業所の作業の一形態として自転車店を営んでいますが、この事業所に集ってくるメンバーさん達には、自分が経験した「働く」という本当の意味を経験できる場であって欲しいと思いながら、彼らとの関係を継続していきたいと思っています。

ということで、本日の話題はここまで。

 

 

今回のブログを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

 

そして、ここからは、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

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ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

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