自転車 転倒事故

自転車通勤を始めて１ヶ月半ほど経ちます。

普段はリュックを背負って走るのですが、その日はたまたま、ウクレレを一緒に持って行かなければならず、リュックを背負った上からたすき掛けのようにウクレレのキャリーバッグを肩にかけました。

しばらく漕いでいるとウクレレが徐々にお腹の方にズレて来たので、走りながら元に戻しました。

その作業を何度か繰り返したあるタイミングで、ハンドルが右に回転しバランスを失い、体の左半分を地面に打ち付ける格好で転倒してしまいました。

車は来ておらず、自転車にも損傷はなかったので大きな事故にはならなかったのですが、やはり走りながら左に倒れたので、左の腰、肩、肘に強い痛みを感じました。

それでも何とか立ち上がり、自転車は漕げる状態だったので、そのままゆっくり自転車通勤を続行しました。

その日の夜のこと、左半身に気を配りながらベッドに横になった瞬間、右の首筋に痛みを感じました。

これは、左側に倒れることで頭も左側に振られ、首の右側の筋に負担がかかったからだと考えられます。

反対側の影響

地面に打ち付けられ、直接的な痛みを感じた左側ばかりを気にする一日でしたが、夜になってやっと別のところに影響が及んでいることに気づく。

似たような感覚を仕事の上でも感じたことがあります。

通常と違うシフトで臨時的な稼働を強いられた場合、その場は何とかやり遂げられたとしても、のちのち、二次的、三次的な、ちょっとしたシワ寄せが思わぬところに生じてくる。

その原因は、直ぐには分からない時があります。

なぜなら、直接的な業務はクリア出来ているからです。

その二次的、三次的なしわ寄せは知らず知らずのウチに部屋の隅のホコリのよう積み重なっていくものです。

これは後になってから客観的に見つめ直さなければ気づかないことなので、十分注意が必要ですね。

ちょっとした無理を何とか乗り切れたとしても、それによる余波は気付かぬところで起きるもの。

重大な出来事になる前に対応できるよう、注意したいものですね。

執筆：スタッフ小野