路上生活者:ホープ食堂、親子関係
路上生活者:ホープ食堂、親子関係
最近のホープ食堂の利用者の増加の要因は、路上生活者の間でのホープ食堂の認知度の増加があるようです。
ホープ食堂の配布時間は16:30からですが、15時過ぎから訪れて来る数人組みがいます。
こちらは「早いですね」と言いますが、建物の前で待たれても通行の渋滞になりそうなので、一人ずつ入ってもらってお話を聞きます。
・路上生活は辛くないか?
・路上生活を止めて、アパートを借りて、生活保護を受けて、仕事をしてはどうか?
みなさん、いろいろな事情を抱えて今の生活をしているようです。
中には、「住まいはある」とか「知人の家に居住させてもらっている」という方もいます。
「生活保護は受けたくない」という方もいます。
「すぐ決められないから、少し考えさせてほしい」という方もいました。
当法人『生活相談サポートセンター』は最初相談活動から始めました。
そして、何人かの路上生活者が来て、生活保護を受けるお手伝いをして、一人の方は職を得て、職を続け生活保護を脱却しました。
ある方は、アルバイトをして小銭を貯めて、たまったら教会の献金に袋いっぱい持ってきてくれます。
色々な方の話を聞きました。
なりたくて路上生活を送っている人はいません。
そして路上生活者は精神、知的障がいを持っている人が多いようです。
さらに思うのは、親がしっかりしていたら子供の障がいに沿った生活設計を築いていけると思いますが、何らかの事情で親との関係に問題を抱えている方も多いようです。
ある人は「いまだに酔った父親が刃物を向けてくる夢を見る」と言いました。
ある人は「人間関係が悪くなるのが嫌なので、会社の同僚に金を貸せと言われ、断れなくて、金を貸すことから始まって、悪い事の手伝いもさせられた」という人もいました。
親が離婚して片親になり、親が仕事から帰ってこなくて食べることに困った人もいました。
親に相談できない人が多いようです。
ホープ食堂では、なんらかの事情があり、家で食事がとれない子供に向けて常時食事を提供します。
お腹を空かしている子どもにホープ食堂を知ってほしく、相談に来てほしいです。
親からの悪い連鎖を断ち切るために、子どもの未来を守るために困った人は相談に来てほしいです。(良)
聖書の一節より【イザヤ書第58章6節7節】
わたしの好む断食は、これではないか。
悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。
飢えた者にはあなたのパンを分け与え、家のない貧しい人々を家に入れ、裸の人を見て、これに着せ、あなたの肉親の世話をすることではないか。
執筆:スタッフ斎藤
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
屋号 | 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター |
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住所 |
〒063-0004 北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
代表者名 | 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ) |
info@hopekobo.com |