有り得ない:一人暮らし、深夜のバイト、高額な買い物、迷ったら、険しい方を選べ
ホープ再生自転車販売店長の一言 その62
ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
今年は、春の訪れが早いことは、皆さん感じていらっしゃると思いますが、一方、私が感じるのは、自然のバランスが崩れているなぁと感じます。
日本は南北に長く、東西にも幅広い国です。
同じ日本なのに、北海道では大雪が降っている時に、沖縄では海開きになっているということはありますが、今までの北海道には有り得ない自然現象が起きたりしています。
今年のワカサギ釣りは、散々でした。
三桁の釣行は、年明け初のワカサギ釣りの時だけ。
こんなこと、ここ数年では有り得ませんでした。
私の周囲の方に聞いても、皆、口を揃えて「駄目だ、良くない」と言っていました。
今年の積雪は、例年に比較して、とりわけ多かった訳ではありませんでしたが、除雪も少し楽だった気がします。
加えて、凍れも緩やかだったためか、周囲の温かさも手伝って早い雪解けでした。
でも、いつもの北海道の冬を思うと、やはりこの状況は有り得ません。
さて、そこで今回のテーマは、「有り得ない」という内容でお届けしたいと思います。
「有り得ない」とは、これまでの自分の経験の中や、世の中的にごく普通の状況から外れた時に使いますね。
自分の中でも、これまでの人生で「有り得ない」と言ってしまうことはたくさんありました。
高校を卒業して、まさかの一人暮らし、自分が知っている人が一人もいない状況の中で生活が始まる。
有り得ませんでした。
同じ下宿で友人となった人の影響で、まさかのバイクの免許の取得、自動車学校に通い、その費用捻出の為のアルバイト、皆が寝静まるころから始まる深夜バイト、仕事の終わりころには、赤々と燃える朝日を見ながらの帰宅。
有り得ませんでした。
そして、学生の身には高額な買い物、初のバイクの購入。
購入の翌日には、走ったこともない東北の三陸海岸のくねくね道を買ったばかりのバイクで走り、下宿まで帰ったこと。
すべては初の事ばかりで、これまで実家で暮らしていた時には、全く考えもしたこともありませんでした。
それまでの生活の様子から考えると、有り得ないことでした。
こんな、有り得ないと思うようなことが続いても、何とかやって来られたのは、単なるチャレンジ精神があるからということではなく、何か自分の中で後押しをしてくれるものがあるように感じています。
有り得ない、有り得ないと言いながら、全てが上手く回っていること、後押ししてくれているのは、何なんでしょうね。
最近は、様々なことに対する経験値が豊富となる年齢になってきたこともあり、「有り得ない」と思うことも減ってきましたが、逆に「有り得ない」と思うようなことに出会いたいなと思うこともあります。
平穏な生活に満たされていることは、とても有難いことなのに、あえて困難に首を突っ込むようなことをしなくてもいいのにと思われる方もいると思われますが、どうも険しい方を選んでしまうのは、性格でしようか。
これからも、「有り得ない」と思うようなことが起きたとしても、それを乗り越える過程を、また一つの楽しみや経験として味わっていきたいと思うのです。
誰かが言いました、道が二つあって進むべき道に迷ったら、険しい方を選べと。
それから、自分が有り得ないと思っていることは、他人にしてみると常識であったり、その逆もあったりで、本当は世の中的には「有り得る」という事柄が沢山あるということも、自分への戒めとして忘れてはならないと思います。
ついつい、自分の常識を優先させがちですが、それが他人にとって、どれだけ非常識なことなのかということが、世の中にはたくさんあるのです。
ということで、本日の話題はここまで。
今回のブログを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
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執筆:スタッフ相馬