Victim（犠牲者）かVictor（勝利者）か

先日、あるスタッフのブログで被害者意識の話が出ていて、とある話を思い出しました。

英語で、被害者・犠牲者はVictim、その反対の勝利者はVictorと書きます。

「Are you a Victim or a Victor?（あなたは犠牲者か勝利者か）」

日常生活を送っていると、様々な誘惑や、困難に遭うことがあります。

誰かから傷付けられたり、憤りを覚えたり、置かれた状況等によりみじめな気持ちにさせられたり…

私たちを落ち込ませようとしたり、キリストのこどもとしてのアイデンティティから引き離そうとすることが、日々たくさん起こります。

そういう時に、私たちは容易にVictim（犠牲者）的なマインドになりがちです。

また中には、本当は相手はそういうつもりで言っていないことをも、受け取る側の心の中に傷や苦々しい想いなどがあり、自分の意見とは違うものは、すべて自分への批判として受け取ってしまう思考になってしまう場合もあります。

しかし、聖書はこう言っています。

ローマ人への手紙８章15節

あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。

神様を信じて、聖霊を自らのうちに受けた人は、人や状況を恐れる霊を追い出し、神の子供とされました。

そして、そのアイデンティティから、引き離せるものは何もないと聖書は言っています。

また、私たちはどんな状況にあろうとも、その状況の犠牲者ではなく、圧倒的な勝利者であることが宣言されています。

ローマ人への手紙８章35～39節

私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。

患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。

（中略）

しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。

私はこう確信しています。

死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。

私たちは、このことをいつも心に記して忘れないようにしなければなりません。

犠牲者か勝利者か。

いつも、勝利者としてのアイデンティティを持ちつづけていきたいですね！

執筆：スタッフ津田