ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

プラスとマイナス:良いこと・悪いこと、全ては益に代わる、みなさんの励まし・支え

ロード

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その61

 

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

道南函館では、既に桜が咲き始めているとか、季節は進んでいますね。

その陽気も手伝ってか、当店も3月の開店以来、たくさんの方にご来店いただき、ご購入していただいております。

本当にありがとうございます。

そして、再度のお知らせになりますが、4月1日以降は、当面の間ではありますが、自転車の修理・点検の作業の受付を停止させていただきたいと思います。

超繁忙期を終えており、事態が好転しましたらまた、再開させていただきたいと思います。

何とぞ、ご了承願います。

 

さて、今回のテーマは、「プラスとマイナス」という内容でお届けしたいと思います。

 

当店は色々な方が来店されます。

そして、店舗前でも色々なドラマがあります。

 

先日の話ですが、店舗前で自転車をご購入されたお客様を見送り、店舗に戻ろうとした時、私の目の前をものすごいスピードで歩道上を駆け抜ける一台のロードレーサー、ちょっと恐怖を感じるほどでした。

すかさず「もっとスピード落としなさい」と声を掛けると、相手も少し行き過ぎてからフルブレーキ。

止まって後ろを振り返る相手に「歩道をそんな危ないスピードで走らないで」と続けて話しかけると、相手は高校生ぐらいの男子。

何か言いたげな相手の近くに行って「歩道では歩行者を思いやった速度で走行してください」と言い終わるか終わらないかのタイミングで「車道が危なそうだから歩道を走っただけだ」とのちょっと言い訳気味。

私:「歩道を走るなとは言わないが、歩行者に配慮して走りなさい」

相手:「スピード出ていたというなら、何キロ出ていたというんだ」と少しキレ気味。

私:「何キロとかスピードはわからないが、実際に危ないなと感じる速度だから注意をしただけだから」

相手:「なんでそんなこと、他人に言われなきゃならないんだ、身内ならわかるけど」

私:「自転車に関わる者として、自転車安全整備士という称号のもと、自転車の安全に対しての 責任を果たすように使命を受けているから、皆さんに注意をしているんですよ」

相手:「だったら、最初に言えばいいじゃないか」

という遣り取り。

 

埒の開かない会話が続きましたが、

 

私:「最後に今、注意したのは、相手に怪我をさせてしまうと、相手も迷惑だし、あなた自身にも大変な責任(損害賠償)を追わなければならないから、話をしました」

相手:「俺、ぶつかったことないから」

全く伝わらないもどかしさを感じながらも、

私:「分かりました。私はあなたのために、祈っていますから、もういいですよ」と相手を開放しました。

 

何とも、心が疲弊する時間でした。

 

 

空気入れ

 

 

そして、これも先日の話ですが、当店はお客様用に無料で空気入れをお貸ししていますが、空気を入れる口金(バルブ)の形に合わせて、何種類か用意して、ご利用してもらっていました。

中でも、スポーツバイク用のメーター付きの物もあり、クロスバイクに乗っている方には重宝してもらっていました。

ところが、店舗の営業が終わり、空気入れの入ったラックを片付けようとすると、そのスポーツバイク用のメーター付きの空気入れが見当たらないのです。

空気入れを貸し出すようになってからの初めてのことで、とっても残念な気持ちでした。

 

どんな気持ちで持ち去ったのか、あるいはある理由があって、このような事態になったのかは分かりませんが、もしもこのブログを見て、心当たりのある方は、そっとで構わないので返してください。

 

そんな一方、心励まされることもたくさんあります。

自転車をお買い上げいただいた後に、乗って来られた自動車に自転車を積み込んで帰えられる方はたくさんいらしゃいますので、ご要望があればお手伝いをすることもあります。

そんな中での一コマです。

 

 

コーヒー

 

 

女性の方でしたが、自転車購入後に、車への積み込み手伝いを依頼されて、いつもの様に積み込み、「お買い上げありがとうございました」とご挨拶して、店舗に戻ろうとしたとき、何やらバックの中をゴソゴソ。

「あのー、これどうぞ」と手に持ったコーヒー缶を差し出してきました。

手伝ってくれたことに対するお礼ということで、ご準備されたようでしたが、「何も気を遣わなくても、いいんですよ」一旦は辞退しましたが、是非にということで最後は戴きました。

仕事の一環として、いつも行っていることですが、そのことに対して、感謝として戴けたことに、もの凄く温かみと嬉しさを感じました。

 

実は、ポープ再生自転車販売は、何故かいつも、お客様から愛情を戴くことがあり、いつも感謝しています。

 

 

そして、今回の話のクライマックスとして、紛失した空気入れの件ですが、実は新しく別の空気入れが与えられました。

 

当店では、不用となった自転車を無料にて回収しています。

その中のお一人が自転車と共に引き取ってほしいと持ってきたのが、将に無くなったスポーツバイク用のメーター付きの空気入れでした。

何故か色なども同色で、思わず見間違えるほどでした。

しかも、無くなったものよりも更にグレードの高そうなものがやってきたのです。

 

色々と心の凹む事柄がありますが、こうしてお店にいらっしゃるお客様に励まされて、また心穏やかにお店に立つことが出来ます。

 

また、今日から元気な地域に根差した「誠意ある町の自転車屋」として営業していきます。

ブログを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

 

そして、ここからは、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

 

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

オススメ関連商品

ハンドメイドカホン【Lサイズ】

通常価格

38,500

(税込)
YAHOOショッピングで購入 BASEで購入

※商品価格以外に別途送料などは販売ページをご参照下さい。

商品紹介

                 ホープのハンドメイドカホン          素朴さの中に秘められたキラリと光るオリジナリティ   様々な音楽シーンの希望を叶える 全く新しいハンドメイドカホン           特徴   サウンド ポイント1:…

ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

コメントは受け付けていません。