支援には支援の輪４：年末スペシャル、ホープ食堂

今年もたくさんの皆さまのご支援ご協力をいただいて、ホープ食堂を月２回ずつ開催することができました。

そして、年末の12月29日（木）に今月３回目のホープ食堂年末スペシャルを開催します。

今年のホープ食堂は、予約数がどんどん増えて最高78食分の予約を受けて弁当の用意をしました。

コロナ禍で経済的に困窮している方が増え続けています。

月曜日あたりから少しずつ準備を始めて、火曜日に佐々木ファームさんからの命のバトンを受けて、せっせと料理の下拵えが始まります。

最近新たに、ホテルなどで長年にわたり料理に携わってきたＳさんが加わってくれて、包丁を研いだり固いかぼちゃを切ってくれたり。

野菜の千切りはプロの技で見ていてうっとりする腕前です。

支援物資も、ファミリーマートの「フードドライブ」の物資が増え続けて、大量の大漁が続きます。

物品庫が狭くなってもう一部屋作ったり、遠いレンタル部屋に貯えたりしました。

でも、お土産で配布する量も増え続け、レトルト食品やカップ麺、子どもの箱菓子は随時買い足しています。

名前を名乗らない方が、お米やお野菜をお持ちくださいました。

そして、以前からご利用いただいているご家族で、今年３回目のコロナに罹患して、仕事に行くこともままならない事情をお聞きしました。

自宅療養中のそのご一家にスタッフがお弁当の配達したところ「嬉しそうな子どもの笑顔が見られました」との報告。

外に出られず、窓から手を振る子供たちの姿が嬉しくもあり悔しくもあり…。

夏休みと、クリスマスには子供向けのイベントを開催して、携わるスタッフもともに楽しむことができました。

アメリカの支援団体が、困窮する子どもの必要を満たすべく資金を調達して下さいました。

その資金で、学校で必要なスキーやスキーウエアのセットやそのほか色々な学用品などの必要を、スタッフがお一人お一人にお聞きして丁寧に必要に備えることができました。

神様は常に人も物も備えて下さいます。

感謝に耐えません。

備えて下さる神様がいて、神様に仕えるスタッフの力の結集で、ホープ食堂は来年も頑張ります。（良）

執筆：スタッフ斉藤