言語と言語

私は言語が苦手です。

英語も中学と高校と６年間勉強しましたが、全く聞き取れないし、しゃべれません。

「６年間も勉強してどうして話せないの？」と外国人の方に不思議がられたくらいです。

日本語も「私日本語得意です！」とは決して言えません。
活字が苦手で、読書は嫌いでしたし、読書感想文なんて最高に苦手でした。

そんな私が今あの分厚い活字ばかりの聖書を喜んで読んでいるという事はまさに神様の奇跡であり、恵みだなと感じています。

そんな言語に関してコンプレックスしかない私が、今聖書を原語で読む機会が与えられています。

聖書の原語はヘブライ語です。
英語もたいして出来ないのにヘブライ語なんて無理だなと思っていたのですが、聖書を少し原語で味わった時に前回のブログでも書きましたが、100%天国果汁みたいな感動を覚えたのです。

難しいのですが、そんな風に神様が導いて下さっています。

また、言語に対しての苦手意識もヘブライ語を学ぶ事を通して価値観が大きく変わりました。

聖書の中には「賢い者と愚か者」と出てきますが、それは「できる、できない」ではなくて「やるか、やらないか」という意味だという事を聞いて、自分の中での言語に対する劣等感が不思議となくなり、「どうせできないからやめておこう」という思考回路がなくなり、素直に学びたいと思えるようになりました。

これもまた不思議な神様の奇跡的な恵みです。

人と比べてできるできない、または過去の自分と比べてできるできないとして劣等感を持つ必要はないのです！
神様は本当に恵み深い方です!!
すべての栄光を主にお返しし感謝致します!!

聖書の一節より【マタイの福音書７章２４～２７節】

「だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。

雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。

岩の上に建てられていたからです。

また、わたしのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。

雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。

しかもそれはひどい倒れ方でした。」　

執筆：スタッフ阿部（陽）