アドリブ、即興、おしゃべり、キーワード
アドリブ
音楽や演技などの世界に「アドリブ」というものがあります。
日本語では「即興(そっきょう)」などと訳されます。
楽譜には無いその場で思いついたメロディを奏でたり、台本に無いセリフを言ったり、演技をしたり、その場だけの偶然性を盛り込むことがアドリブの面白さと言えましょう。
そんなアドリブですが、私もギターを弾くので時々挑戦するのですが、実際やってみるとまったくもってチグハグでそう簡単にうまくいくものではありません。
その道に長けたミュージシャンでも俳優さんでも、アドリブが得意な人というのはそう沢山いるわけではなく、日々のたゆまぬ努力や精神面での余裕、センスなどいろいろな面で優れたものを持つ、ごく限られた人ができる特別なもの。
それだけに、聴く側も、いろいろな耳や目を持っていなければなりませんし、アドリブ演奏が聴けた時や台本に無い演技が見れた時などはとても貴重なタイミングだと言えます。
更に言えば、聴く側がそのアドリブの質を上げていくという考え方もあります。
まずチャレンジ精神があり、お客さんの良い反応が力になり、悪い反応が工夫を生む。
これもアドリブの面白さです。
では、私たち一般庶民はそんなアドリブとは全く無縁の生活なのかというと、実は違います。
むしろ、日々の生活はアドリブの連続。
朝起きてから夜寝るまでのほぼすべての時間は、前もって用意された台本や楽譜があるわけではないので、ほぼほぼアドリブによってなりたっているといってもいいかもしれません。
特に、人との会話。
これはかなり試される「ガチ」のアドリブが展開されます。
生活の中には、状況に応じて決められた動きをすることで対応が出来る場合はありますが、人との会話は、相手がどんなことを言ってくるかもわからないし、それに対応する言葉もその時に考えなくてはならないので、実は結構大変なアドリブ合戦なのです。
ですから、得意な人もいれば、当然、不得意な人もいます。
なので、受け止める側もいろいろな目や耳を養い、互いに受け止め理解し合う心が必要なのではないでしょうか。
人生そのものがアドリブ演奏。
お互いが広い心でその演奏を聴き合い奏で合い、心地よい和音を響き合わせたいものですね。
執筆:スタッフ小野
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