ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

手話・実用編:札幌市手話講習会、自転車予約、通じる安心感

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その53

 

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

12月に入り、札幌の街もすっかり雪景色。

気温もグーンと下がり、零度に近い気温を行ったり、来たり。

雪不足で嘆いていたスキー場も少しはオープンの目途がたったのではないのでしょうか。

 

 

ドラマ

 

 

手話 実用編

 

さて、早速本題です。

今日のテーマは「手話 実用編」です。

最近のドラマで、聴覚障害者が主役となっている物があり、それを見ている方もいらっしゃると思いますが、ドラマに出演されている俳優さんは、言語としての台詞覚え、合わせて手話も覚えて演技表現をされているのは素晴らしいなぁと思っています。

私も札幌市の主催する初級手話講習会を卒業して3年ほど経過しますが、ドラマの中で俳優さんが行っているほどには、滑らかには表現できません。

でも、これでも初級講習会の卒業者の端くれですので、事ある毎に手話に触れる機会はあります。

 

先日、自転車店に以前から何度か来店されている聴覚障害のお客様が自転車を選んでいました。

しばらく、あれこれと見ていたのですが、その方が私の方に近づいてきて、ためらいなく手話で話をされてきました。

全部の内容を読み取れた訳ではなかったのですが内容はこのようでした。

 

「明日、仕事が終わったら、貰った給料を持って、自転車を買いに来ます。

あの赤い自転車、予約しておいて欲しい」

 

私は即座に「分かりました。明日ですね。自転車予約しておきますよ。」と拙い手話でお答えしましたが、無事に伝わりました。

翌日、そのお客様が来店されて、お気に入りの自転車を手にされて帰宅されました。

時間は午後2時過ぎだったので、仕事の途中で抜け出して自転車の購入のためにわざわざ来たのかなと思い、ちょっと話しかけてみました。

 

 

自転車

 

 

「今日はもう仕事、終わりましたか?」

 

「終わったよ。給料もらってから来たんだ」

 

その後は、嬉しそうに買った自転車に跨っていくお客様に「ありがとうございました、またご来店ください」と伝えると、少し笑顔を浮かべて、颯爽と自転車で走り去っていきました。

 

このやり取りは、自分でも良くできたなぁと感心しています。

きっと、聴覚障害の方にとってみると変な表現もあったかと思うのですが、それでも心が通じ合っていたのは間違いないことだと思います。

 

 

手話イラスト

 

 

前回のブログで「DIY(どうなってもいいからやってみよう)」のテーマでお伝えしましたが、今回は将にその精神の通りでした。

伝えようとする気持ちとそれを受取ろうとする気持ち、何事にも通じる基本だなぁと思わされました。

今回のことで、自分は手話が相変わらず下手だなぁと実感はしたのですが、それでも相手の言っていることを何とか読み取れたのは、進歩だなと思っています。

これからもあのお客様はご来店いただけると思いますし、またほかのお客様が手話で話しかけてこられた時にも、「DIY」の精神で対応します。

いざとなったら、筆談でことが済みますので、臆せずにやっていきたいと思います。

 

ふと思いましたが、手話は口から音声を発する必要が無いから、ウィルスをまき散らす可能性が低いので、コロナウィルス対策としても、役立っているのかもしれません。

しかも、一般の方に対して秘匿性があるので、レストランなどで周囲にいる他の方に聞かれたくない話題を話すことにも可能な訳です。

(でも、手話が理解できる方がいたら、内容は丸わかりになってしまいますが…)

今回のことで、皆さんも手話に関心を持っていただけたら幸いです。

そんな訳で今日の話題はこの辺で。

 

 

ここからは、いつも通りのホープ再生自転車販売のコマーシャルです。

ホープ再生自転車販売の店舗は、現在冬期休業しております。

営業再開は、来年2023年3月を予定しておりますので、宜しくお願いいたします。

 

そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」(いこーるは、9/18より一時閉店しています)でも販売しております。遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

コメントは受け付けていません。