焚き火:秋のアウトドア、雨、寒さしのぎ、語らいのひと時
ホープ再生自転車販売店長の一言 その50
ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
10月に入りました。
北海道の屋根と言われる大雪山旭岳では初冠雪が観測されました。
「秋の夕日はつるべ落とし」と言われる諺がありますが、私に言わせれば「北海道の初冬はつるべ落とし」であり、こちらの方が諺として私的には実感が伝わります。
先日の三連休は、普段の生活のスケジュールよりも忙しかったですね。
連休初日の土曜日は、二匹目のドジョウならぬ「鮭」を狙おうと思っていましたが、妻が「紅葉が見たい」という一言で「紅葉見物」に変更。
行く先はなんとなく「支笏湖」に決定。
綺麗な情景を期待していましたが、時期がちょっと早かったのか、緑と茶色のコントラストが目立ち、「紅」はちょこっとだけ。
やや残念な感じも持ちつつ、支笏湖湖畔ポロピナイまでやって来て、ただただ広い水面を眺めることしばし。
なんとなく手持ち無沙汰になっていた時、「そうだ、キャスト練習をしよう」と思い立ち、車に積んであったリールとロッドを取り出して、ひたすら湖面に向かってキャスト。
実は別の種類のリールを手に入れたことが切っ掛けとなっています。その種類は「ベイトリール」。
いわゆる両軸リールまたは太鼓リールなどと呼ばれる種類の物です。
リールというと、いわゆるスピニングリールと言われるものが代表ですが、この「ベイトリール」はちょっと癖の強く、楽しく釣りをしたいのなら選ばない方が良いでしょうと言う代物です。
でも敢えてそれを使って魚を釣りたいという変わり者的な発想により使い始めたものです。
ひたすらにキャストしていると、観光に来たと思われる初老の男性が声を掛けてきました。
「釣れますか?」
でも、返答は「今、練習中なんです」と、ちょっと肩透かしな答えしかできませんでした。
その答えの後ろに続く言葉は、「大物を釣るためです」という、釣り人皆が思い描く願望があったことは言うまでもありません。
こんな訳で、ちょっと肩透かしな「紅葉見物」と「釣り人の挨拶」の一幕は終了しました。
でも、秋を楽しむ気持ちは強くあったので、日曜日の午後、普段からお世話になっている蘭越町のとある宿に向けて出発。狙いは、連休三日目の月曜日の朝、行き慣れた渓流での「岩魚釣り」。
前日より万全の準備をして、宿で一夜を過ごし、目覚まし時計無しの起床をして、出掛けようと、玄関を開けると・・・。
なんということだ。
無情の雨、それも尋常でない降り方。雨予報はわかっていたが、ここまでの雨量になるとは、希望的観測も含んでいましたが、なんとも残念。
「諦めるしかないな」と思った次に、なんとも言えない虚脱感が襲ってきました。
仕方なく、朝食様に準備していた、おにぎりを宿での朝食に変えて食べていると、何やら外で音が聞こえてきました。
「パチパチ、パチパチ」 玄関の戸を開けて、外を覗き見ると、焚き火が始まっていました。
実は連休三日目は、この宿周辺でちょっとしたイベントが計画されていて、その準備のために前泊していたのです。
焚き火の煙と暖に誘われて、外に出て、降りしきる雨を簡易のタープで避けながら、何をする訳でもなく、焚き火に薪をくべながら、他愛もない話をしながら、後発隊の到着を待っていたのです。
こんな雨模様ですから、後発隊が到着しても、イベントの中で考えられていたスケジュールはほぼキャンセル。昼食用にと準備した「きのこ汁」を食べながら、後発隊メンバーも交えながらの談笑。
そのうち、少しアイデアが出てきて、近くのスィーツショップに行くプランや、温泉に行くプランなどが提案されましたが、私の中では「焚き火を囲む」というプランもいいぞと思っていました。
外の天気は最悪な環境でしたが、そのお陰で、日頃ゆっくりと話をすることなど無い方々と、のんびりとした時間を持てたことこそ、最高のイベントであったなぁと振り返って思っています。
私的には、朝に釣りに行き、その釣り獲物を焚き火で焼いて、皆さんに振舞えたら最高だと思っていましたが、釣りに行かなかった分の時間が、こんな形で素晴らしいひと時をもたらしてくれたこの雨に感謝ですね。
この地での釣りは、たぶん来年の春まで持ち越しとなると思いますが、その時まで、どうか大物が釣り上げられずに残っていて欲しいと思うのは、釣り人の性でしょうね。
こんな、三連休の出来事報告でした。
そんな訳で今日の話題はこの辺で。
ここからは、いつも通りのホープ再生自転車販売のコマーシャルです。
ホープ再生自転車販売の店舗は、10月より営業日が変わります。毎週月〜金までの10:10〜17:30までとなります。
土曜日、日曜日と祝日は休業しており、12:00〜13:00までは昼休憩のため、店舗を閉じておりますので、ご了承ください。
ホープ再生自転車販売の営業シーズンも、あと1ヶ月を切りました、今年は販売台数1600台を超えました。
皆様のお買い上げ、ありがとうございます。
これは、過去最高を250台以上も超えています。
期間が限られてきましたので、自転車を必要とされている方、早めにご用命ください。
そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。
私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。
ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」(いこーるは、9/18より一時閉店します)でも販売しております。遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。
執筆:スタッフ相馬
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
屋号 | 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター |
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〒063-0004 北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28 |
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代表者名 | 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ) |
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