コンプレックス
コンプレックス
皆さんは、コンプレックスをお持ちでしょうか?
自分の容姿について…
体質について…
知識や経験について…
性格や考え方について…
育ってきた環境の違いについて…
人間関係について…
仕事やお金、学歴について…
書き出すとキリがありませんが、ほんの小さななことから人生を左右するような大きなことまで、いろいろあると思います。
毛
私は、比較的、体毛が濃いです。
中学に上がった頃にはスネ毛が濃くなりはじめ、サッカー部で試合に出る前などは、気合を入れる意味で、よく毛をむしられたものです。
もちろん、「むしるフリ」で本当に引き抜かれたわけではないのですが、私の毛深いがゆえの”ちゃかし”というようなものでした。
しかし、半分冗談とはわかっていても、毛の無い人との扱いの格差にモヤモヤを感じていました。
手の甲や腕も肌色というより黒色の方が強い印象を受けます。
社会人になり、お客様との商談で上司と商品の説明をしている中で、上司が場をなごませる意味で私の腕を話題にし「毛が多くてすいません」という中、私も頭を下げたり…。
「おっさん」「オヤジ」「ムック」など、若かりし頃にはちょっとココロにカゲができそうなアダ名もつけられました。
なんでこんな体に生まれてしまったのだろう…。
辛い経験をするたびに、コンプレックスが成長し、周りの目を意識したり、引け目を感じてしまう。
さらに加えると…
「良い」といわれたことが無い。
プラスのイメージで取られた経験が無いのです。
いくら、「何とも思わない」とか「変だとは思わない」という言葉を聞いても、コンプレックスの払拭には至らず、毛深いことが喜びに変わることはありません。
それはやはり、一般的に「体毛」は除去する対象。
邪魔者扱いされるからでしょうか。
では、剃ってしまえばよいのでは?
となりますが、皆さんご存知かと思いますが、毛は1度剃ると毛先が太い状態でまた伸びるので、より濃く見える。
また、絶えず処理をし続けなければならないことは、コンプレックスがあるがゆえの行動であって、根本的な解決ではありません。
維持管理も一つの負担と言え、それこそコンプレックスに屈してしまうことに繋がりかねません。
人生の逆転打
どんなコンプレックスについてもそうですが、やはり
「今のあなたは、今のあなたであることがすばらしいことなんだよ」と誰かに言ってもらわなければ、
なかなか解消できるものではないのでしょう。
また、ネガティブな思いをいつまでも持ち続けるのはココロにもよくない事。
発想の転換をし、プラスの要素を見出したり、別のポイントに力点を置きコンプレックスを意識の遠いところに置く。
など、どこかで吹っ切るポイントをみつける必要があるでしょう。
ただ、現状で言えることが一つあると思います。それは、
同じ悩み、コンプレックスを持つ人に対して、その重荷を理解し、共感し、励ますことが出来るということ。
漫画「ドラえもん」の一節より【のび太の結婚前夜】
(未来のしずかちゃんがのび太との結婚に不安を抱いた時のしずかちゃんのお父さんの言葉)
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことの出来る人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」
コンプレックスのかたまりのようなのび太だからこそ持てる「強み」というのがある。
ということですね。
「弱さ」というのは、かならずしもネガティブなものではなく、いつか「強み」に変わる。
そう信じていきたいですね。
執筆:スタッフ小野
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商品紹介
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ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
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また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
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