ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

パーソナルスぺース:母川回帰、繁殖行動、威嚇行動、お気に入りの空間、釣り部屋

鮭

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その49

 

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

 

9月も終わりますね。

先日の台風は、本州方面ではかなり酷い被害を与えてしまいました。

被害に遭われた方は大変だと思います。

どうか、お力落としの無いように、また少しでも回復が進むようにお祈りいたしております。

 

さて、北海道は一気に秋が進み、朝晩は肌寒さを感じる様になってきました。

でも自転車に乗って、体温が上がっても丁度良い気温となりました。

ですが今年は、私自身も余り自転車でのお出掛けが少なかったので、自転車ネタは少ないのが現状です。

 

秋となると、世間では行楽シーズンと言われていますが、私自身も、秋になったからこそのうれしい忙しさもあります。

その理由はいくつかありますが、以前からお話ししている「鮭釣り」はシーズン真っ只中で、周囲から釣果の報告が伝えられてきますが、私もやっと2年ぶりの獲物にありつけました。

人というものは欲深いもので、獲物にありつけなかったこの2年間の間は、「1匹だけでも釣れてくれたら満足だ」という思いで、岸際に立っていたのですが、いざ1匹釣れてしまうと「次はもっと大物を」と思ってしまうものなのですね。

釣りをしながら、「我ながら勝手なもんだな」と思いながら釣りを続けていました。

 

それでは、今日のお題「パーソナルスぺース」です。

 

私のことですから、釣りの話題にも少し絡めて、お話しします。

「鮭」という魚は、遡上魚です。

これは、子孫を残すために、自分の生まれた川に戻ってきて繁殖行動(産卵)をする魚族のことを言います。

この「鮭」は、実はとても釣りずらい魚で、秋のこの時期にならないと、ほとんど釣ることが出来ない魚たちです。

その「鮭」が、生まれてから約4年後に、川に帰ってくる(母川回帰)訳ですが、その時に、川の河口に集まってきて、絶妙のタイミングで川に遡上する訳です。

 

普通、魚を釣る時には、針に餌を付けて、その餌によって食欲を呼び起こさせて釣る訳ですが、遡上の準備を始めた鮭は、ほとんど捕食しません。

でも、釣れる訳です。

 

 

鮭2

 

 

ここでポイントになるのは、鮭にとっての「パーソナルスぺース」です。

 

遡上した鮭は、より良い条件の所で、効率良く子孫を残したいと考えていて、他の鮭に打ち勝って繁殖行動をすることを唯一最大の目的な訳です。

その行動を邪魔するものは、全部的と見なし、追い払うための威嚇行動を起こします。

その時に、釣り人は、キラキラした疑似餌(ルアー)に、さらにヒラヒラした飾りをつけて、ご丁寧に餌までつけて、鮭をイライラさせて、威嚇のため攻撃してきた鮭を釣ってしまう訳ですね。

餌は食べないのに、必要なのかということですが、これはルアーの視覚に訴える刺激に加えて、嗅覚に訴える刺激として有効であると言われています。

ということで、「パーソナルスぺース」の説明を鮭釣りになぞらえて、ちょっとマニアチックに説明してしまいましたが、この「パーソナルスぺース」は、自分と他人との関係においても重要な役割がありますね。

 

常にこのスペースに他人が入り込み続けると、少し疲れてしまいますよね。

時には、誰にも干渉されない時間と空間が欲しくなってしまうものです。

 

私の場合は、その空間と時間が屋外では、自転車やバイクに乗っている時間であり、自宅にいる時は、私のだけの部屋(いわゆる釣り部屋)で、次の釣行に向けて竿や仕掛けなどの準備をしている時間が、「パーソナルスぺース」に当たるんじゃないかなと思いますが、この時間と場所も、余り過度に主張続けると、周囲との軋轢が増えてしまい、結局は寛ぎの時間と場所にならなくなってしまうことがあるので、注意が必要ですよね。

 

 

パーソナル

 

 

私たちは、色んな人と刺激の中で生活をしなければなりません。

それが自分の愛する人との時間と場所であれば、より密接に長く過ごしたいと思うでしょうし、逆に苦手としている人の時間と場所であれば、より短く簡素にしたいと思うでしょう。

ここで大切だなと思うことは、いつも自分の行動や考えを基準にしていると、時間と場所の調整が上手くいかずに、トラブルが増えてしまいがちです。

自分の行動や考えを柔軟に柔らかく保っていると、色々な場面で、トラブルを避けて、しかもそのトラブルになりそうだったことでさえ、実は自分にとってとても有益な方向に進むための基礎となり得るわけです。

これからの時代は、いかに多様な状況になっても、それを受け入れつつ、柔軟に対応できることが、より必要かつ大切になる時代だと考えます。

 

少しくどい話になってしまいましたが、今日の話題はこの辺で。

 

ということで、ここで、いつも通りのホープ再生自転車販売のコマーシャルです。

 

ホープ再生自転車販売の店舗は、10月より営業日が変わります。毎週月〜金までの10:10〜17:30までとなります。

土曜日、日曜日と祝日は休業しており、12:00〜13:00までは昼休憩のため、店舗を閉じておりますので、ご了承ください。

ホープ再生自転車販売の営業シーズンも、あと1ヶ月余りとなりました、今年は販売台数1600台を超えそうです。

これは、過去最高を250台以上も超えています。

期間が限られてきましたので、自転車を必要とされている方、早めにご用命ください。

 

そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」(いこ~るは、9/18より一時閉店します)でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

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ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
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住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
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定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

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