ホープ再生自転車販売店長の一言　その41

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

北海道は今、とても良い季節ですね。

私自身も移動手段として、自動車ではなく、自転車を含む二輪車を使用することが圧倒的に多くなりました。

特にＪＲ札幌駅を跨いで移動するときなどは、二輪車での移動が時間的にも交通的にも駐車スペース的にもストレスが無く、とても都合が良いです。

でもですね、お手軽な移動手段である自転車ですが、リスクもあることを忘れてはなりません。

歩行による移動よりも、スピードが上がりますので、「交通事故」という危険度が格段に上がります。

自分自身が交通事故の被害者になってしまうことは、出来ることなら避けたいですね。

でも、これは相手のあることですから、自分がいくら気を付けていても、ちょっとしたことから事故被害者になってしまうこともあり得ます。

さらに、もっとも最悪な事態なのが事故当時者となってしまうことです。

実は、この私自身が、事故被害者となりかけた経験をしました。

運良く、事故とはなりませんでしたが、壁と私の右脇の間を自転車がすり抜けた時には、一瞬風圧を感じるほどの接近具合だったのですから。

そこで、今回は自転車に乗っている時に事故を起こしてしまった時の大変なリスクについて話題としたいと思います。

自転車走行のリスク

以前のブログでも、ご紹介しましたが、自転車は走行している時の法律的な扱いは、「軽車両」です。

これは、エンジンが付いている自転車、いわゆるスクーターやバイクと言われるものと何ら変わりません。

スクーターやバイクには自賠責保険が必ず付帯しているので、いざという時の相手に対する金銭的な補償は担保されています。

しかし、自転車はそのような制度はまだ完全に確立されていません。

一部の都府県では義務化されていますが、北海道については、まだ努力目標であり、義務としては制定されていません。

しかしながら、実際事故を起こすと、一例ですが、自転車で歩道上を走行中に歩行者と接触して大きな怪我を負わせてしまった場合、加害者が支払うべき金額は、なんと1,000万円といわれています。（某損保保険会社の実例から抜粋・当店お勧めの赤ＴＳマーク保険に加入されている方は保険料等で金額はかわります。）

もし、保険等の備えが無いとしたら、考えただけでもゾッとしますね。

ですから、再度、皆さんにお伝えしたいと思います。

自分には関係の無いことと思っていませんか？

いいえ、そんなことはないのです。

まず、交通の安全に気を付けることはもちろんのことで、歩行者第一優先であることを決して忘れないでください。

止むを得ず歩道を走行している時は、歩行者の安全第一。

ベルを鳴らして歩行者を蹴散らす行為などはもっての他です。

相手の動きを確かめながら、必要であれば自転車から降りて押しながら通り過ぎる位の配慮があっても当然ではないですか。

歩道上で、歩行者と自転車の事故の場合の過失割合は、ほぼ１００％自転車側に責任が発生します。

ですから、ここでもう一度言います。

自転車に乗られている皆さん、自分が思っている以上に、走っている自転車の破壊力は大きいです。

そして、自分は歩行者ではないことを自覚して自転車に乗ってください。

事故が起きてしまってから、後悔しても始まりません。

宜しくお願いします。

これは、自転車安全整備士としてからも、ご忠告いたします。

さて、ここで、ホープ再生自転車販売のコマーシャルです。

ホープ再生自転車販売の店舗は、月曜日から土曜日までの10:10〜17:3０まで営業しています。

日曜日と祝日は休業しており、平日の12:00〜13:00までは昼休憩のため、店舗を閉じておりますので、ご了承ください。

そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

執筆：スタッフ相馬