ホープ再生自転車販売店長の一言　その35

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

今、このブログは三回目のコロナワクチン接種を終えて、翌日に執筆しています。

若干の発熱と、全身の倦怠感、関節痛、頭痛が症状として襲ってきています。

解熱鎮痛剤を服用しながら仕事をしています。

でも、コロナに罹患してしまうと、こんな程度の症状では済まないと聞きますので、やはり多少の副反応はあっても、私はワクチン接種は必要だと考えます。

さて、今回のテーマは、「事の始まり、そのきっかけ」です。

私が今、ホープ再生自転車で仕事をしているのも、自転車に深くかかわる人生を送っていたことに由来します。

自転車に関わったきっかけは、子供の時に誕生日プレゼントとして、子供用24インチの自転車を近くの自転車店で買ってもらったことに端を発します。

その自転車は、完成された形で届けられたのではなく、大きな段ボールの箱に入って、業界的に言うところの「八部組み」という状態で、現れました。

自転車屋のおじさんが、この自転車を箱から取り出して、手際よく色々な工具を使いながら組み立ててくれました。

その手際の良さは、子供の私が見ていても「すごいなー」と感動させられるものでした。

そんな訳で、私の自転車ライフの初歩がスタートしたのでした。

自転車にはその時すぐに乗れたわけではなく、補助輪が必要な状態で、裏路地での練習が毎日でした。

小学校に入った時には、まだ補助輪なしで自転車に乗れていたわけではなく、でも同級生たちはすでに自転車を乗りこなしており、どこかに行く時は皆でグループになって、自転車を連ねて行く訳ですが、私と言えば、砂利道に補助輪のタイヤを取られて、自転車ごと横倒しになり、先に行ってしまう友達に半分泣きながら声を掛けて待ってもらいながらの行程でした。

そんな苦労も、一定の期間の練習の成果により、無事一人で自転車を乗れるようになり、とても楽しい時間を過ごすことができていました。

自転車に慣れてくると、今度は自転車のスタイルにこだわるようになり、変速機やかっこいいダブルライトが付いたものが欲しくなりました。

さすがにこんなカッコイイ自転車は高価なので、すぐに買ってもらえる訳も無く、それでも両親に購入をねだっていたところ、ある日、父親は私を車に乗せて、とある場所に連れて行きました。

そこは、うず高く山の様に自転車が積まれた場所で、様々な自転車がありました。

今、思うと、そこは鉄屑回収をしている業者さんだったと思います。

山と積まれた自転車の中から、私の体格と希望の装備が付いたものを見つけ出し、ちょっと古びてはいましたが、お気に入りの物を手にできました。

でも、自転車といえども機械ですので、サビていたり、壊れていたりしますので「修理」という作業は必須です。

この頃の年齢は小学校の3年生だったと思いますが、わが愛車を前ににわか自転車整備工場がオープンした訳です。

自転車をいじっていて、分からないことがあると、よく父親に尋ねて、援助の手を仰いだり、アドバイスを貰いながら、少しずつ乗り心地の良い自転車への変えていくことが出来ました。

我ながら、まさかこの経験が今の仕事のベースとなるとは思いもよりませんでした。

「芸は身を助ける」とはこのことですね。

人生の中で、無駄な経験は無いとつくづく思います。

さて、道路の雪解けもかなり進み、ちらりほらりと自転車に乗られている方の姿を見かけるようになりました。

やがて自転車のシーズンとなります。

私たちの職場であるホープ再生自転車販売では3月19日(土)のオープンを目指しています。

自転車購入を考えていらっしゃる方は、是非にご期待ください。

さらに今年は、再生自転車ばかりではなく、ほぼ新車同様の「未使用車」と言われる部類の自転車も豊富に取り揃えています。

価格は、市場販売価格の2〜3割お安く提供いたします。

ママチャリ、シティサイクル、ジュニア用、子供用など種類も豊富です。

台数は豊富にご用意しておりますが、万が一売り切れの際にはご容赦願います。

そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

執筆：スタッフ相馬