心を亡くす

「忙しい」と書いて「心を亡くす」と読めます。

こんな事を書く私は、ここ最近まさに「忙しく」「心を亡くした」状態だったように思います。

そんな時は、自分が気付かないうちに周りの人を傷つけてしまったり、嫌な思いをさせたりと、いつも反省させられます…。

忙しいと行動が先走り、心がついて来なくなってきます。

心を亡くした行動は、どんどん無機質になっていくのを感じます。

手料理の力

以前こんな事がありました。

家を引越す前、毎日が忙しく、片付けながらの調理が出来ずにいました。

その間約２週間ほど、毎日お弁当やレトルト食品やカップ麺などを家族みんなで食べていました。

すると…子供達も夫もイライラ、トゲトゲしはじめました。

やっと引越しも終わり、部屋も片付き、久しぶりに手作りの料理を作ることが出来ました。

すると子供達と夫の反応が変わり、穏やかさが戻って来たのでした。

やはり、心を込めて作った手料理というのは、家族を元気にさせるのだと、改めて実感したのでした。

マザーテレサの名言より

「人を思いやるゆとりを失うほどに、
　自分を忙しくしてはいけません。」

はじめは人を思いやっての行動だったとしても、その行動が忙しくなりすぎると人を思いやることが出来なくなるって事もあります。

人の心はとても繊細です。

思いと行動があべこべにならないように、どうか私達の心が忙しさに流され、神様のみこころから離れることがないようにいつも助け導いて下さいますように！