台風18号による森林被害

私が林業作業員をしていた2004年9月…

台風18号が北海道にやってきました…

この台風で、北海道の森林の多くの木が倒れてしまいました。

その森林被害は、北海道全体で約3万7千ヘクタールに及んだそうです。

札幌ドームの面積の約2万5千個分… (ﾟДﾟ;)

私も、被害のあった千歳の森林で復興作業に携わりました。

立派な大木たちが根こそぎ倒れ、

見渡す限りの森林が「べろり」と無くなっていました…(ﾟДﾟ;)

「なんでこんなに倒れたんだろう…？」

その答えは、木の苗を植えるときに分かりました！

あくまで私の感じたことで、学術的根拠はありませんが…(^^;

固い地面と柔らかい地面

苗を植える時、まず地面に鍬（くわ）で穴をほります。

このあたりの地面はサクサクの火山灰…

これが、面白いようにサクサク掘れる…で、どんどん植えれる(^^♪

普通の山であれば、土も固いし、笹の根っこや石などがあって、

それはそれは掘るのが大変…なので、植えるのも大変…(;´Д｀)

きっと、植えられた木にとっても、石や、笹の根をかき分け

固い土の中に根を張るのは大変だと思います…(^^;

水はけもよく、柔らかい、サクサク火山灰…

固い土や、笹の根っこや、石とかに邪魔されることもなく、

すくすく成長し、根っこもスイスイ伸びたのかな…

でもその分、根っこも浅く、簡単に倒れちゃったのかな…

しっかり根を張るために必要なこと

大変な事、嫌な事、しんどい事…

生きてると色々あります…障害物競争みたい…

でも、しっかり根を張って、しっかり成長するためには必要なことなのかも…(^^;

聖書の一節より【ローマ人への手紙5章3～4節】

…苦難さえも喜んでいます。

それは、苦難が忍耐を生み出し、

忍耐が練られた品性を生み出し、

練られた品性が希望を生み出すと、

私たちは知っているからです。