年の瀬:せわしい気持ち。穏やかな気持ち。時の流れ。
2021年もまもなく終わろうとしています。
12月はいつも忙しく、新年を迎える前に済ませなければいけないことが沢山あり、気ぜわしく落ち着かない日々が続きます。
そしてなぜか、新年の1月を迎えると、現実問題はさほど変わらないのに、12月までの落ち着かない感じはどこかに行ってしまいます。
どちらかというと、これからの12カ月という長い時間を持て余しているかの如く、どことなく余裕を感じる時間が流れているように思います。
この変化はいったいなんなのでしょう…。
時間の流れはいつも同じ。
いつものように地球は自分で回転して1周する。
夕があり、朝があり、昼と夜が区別される。
いつものように地球が太陽のまわりを1周する。
春夏秋冬、季節が繰り返し、年が区別される。
その回転に人間が目盛りをつけて区切りをつける。
1秒、1分、1時間、1日、1週間、1か月、1年、1世紀…
この、人が決めた時間の区切りがわかりやすいんだけど、一方でなかなか苦しいものでもあります。
人が生まれると年月日を記録し、1年経つごとにお祝いをする。
母親は、我が子が月日を追うごとに順調に成長しているかどうかが気になります。
小学校は6年間、中学・高校はそれぞれ3年間。
出会いと別れがあり、スタートがありゴールがある。
その時間の中で、目標にたどり着いた者が勝ち、たどり着けなかった者が負ける。
社会全体も1年間の流れの中で動いている。
企業には決算があり、過去の成果と比較し、良し悪しを判断する。
早い仕事は賞賛され、遅い仕事は非難される。
1人の人生も家族も地域も国も社会も時代も、そんな積み重ねで成り立っている。
しかし地球は、さして変わりなく、今がいつであろうと関係なく、ただただ、自転と公転を繰り返す。
この時期、私は11月の終わるころになるといつも思うことがあります。
12月はどうせ忙しく、気ぜわしく、疲れがたまるのだろう…。
なら、いっそのこと、自分だけはこの1年を11月で終わらせて、12月を新年のひと月目とカウントすれば、1年が13カ月になる。
1年の始まりに感じる余裕を持ちながら12月(個人的な1月)を過ごすことができる。
なんと豊かなことでしょう。
自分のペース、自分のスピード、自分のやり方。
社会で生きていくためには協調性も大切だけど、他人と同じにすることが必ずしも良いことばかりではない。
誰かが決めた時間の枠組みをちょっと変えてみると、何か新しい発見が出来るかもしれません。
執筆:スタッフ小野
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商品紹介
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