我が家は転勤族でしたので、14回引っ越しをして、いろいろな家で過ごして来ました。

その内３箇所はとっても古い家で、それ以外は比較的新しい家が多く、新築も６箇所で当たりました。

感謝なことです。

今のマンションが与えられたのは10年前。

本当に奇跡のような出来事があって、そのロケーションが気に入り、見に行った日に即決しました。

それなのに、実は私とってはとてもなじみにくい点がありました。

今までの住まいはほとんど居間の隣の部屋を寝室として使ってきました。

ですので、眠くなったらすぐ布団に入れましたし、布団の中から居間のテレビのニュースなどを聞いていることもできたのです。

それが、今のマンションでは居間の隣は書斎となり、寝室は一番離れた位置。

眠くなってもゴロンと布団に移れないのです。

「そんな贅沢な！」と言われそうですが、ずっとなじんできた生活の癖でした。

しかし、10年もたって、この住まいについて、神様が私に与えてくれた喜びをやっと理解できました。

ある朝、ひとり書斎で聖書を読んでいて、ふと窓から外を眺めると、本当に素晴らしい朝焼けの色が目に飛び込んできたのです。

刻々と移り変わる空・雲・太陽の光・朝の月。

寝室ではない居間の隣の部屋は、少し硬い印象を持っていましたが、実はそうではなかったのです。

神様の御業のすばらしさ、美しさをずっと見せてくださっていたことに、やっと気付きました。

主よ感謝します！

聖書の一節より

【詩篇第104章19節，24節】

主は季節のために月を造られました。

太陽はその沈む所を知っています。

【詩篇第104章24節】

 主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。

あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。

地はあなたの造られたもので満ちています。

執筆：スタッフ斎藤