パチンコ:ギャンブル、玉、釘、偶然、激アツ、∞無限大の力
負けるが勝ちのギャンブル運
賭け事で勝ったためしのない私は、ギャンブルにほとんど興味を持たないまま来年で50歳になります。
これはとても幸いなことで、「勝てない」ということが結果的に「良い結果」に結びついているという、いかにも私のパーソナリティを絶妙に表現できているなと感じます。
そんな中、20代前半の頃にある漫画雑誌で読んだパチンコを題材にした読み切りマンガが、未だに印象に残っています。
どの雑誌に載っていたのか、どんなタイトルだったか、大切なことはほとんど記憶になく、内容の細部まではうろ覚えなのですが、その主軸となるテーマがとても感動的で、忘れられません。
ここで紹介させていただきたいと思います。
主人公は、トレンチコートを着たダンディーな中年男性(探偵、もしくは殺し屋といった風貌)
仕事にミスをしたことが無く、万全な用意を重ね、依頼された内容はしっかりとこなす。
ありとあらゆる事柄の情報やデータを把握し、世の中のほぼすべてのことを知り尽くす男。
そんな男が仕事の依頼を受け訪れた片田舎のひなびた商店街。
そこにはほとんど人がおらず、シャッター街に古びた小さなパチンコ店があるだけ…。
何を勘違いしたか、予定時間のはるか前に仕事現場に到着してしまった男は、暇を持て余す。
辺りを見回すと、空いているのは古びたパチンコ店だけ。
時間をつぶすため、仕方がなく入店する。
「パチンコなど、つまらない子供の遊び。こんなものに一喜一憂するヤツの気が知れない…」
そんな思いで、仕方なしに玉を打ち始める。
時間をつぶすために玉を一つずつゆっくり打つ。
玉が一つ飛び出す。
クギからクギへと跳ね返り、下に落ち飲み込まれる…。
「フッ…くだらない。」
釘の角度も当たらないように調節されている。
店主のこそくな思惑も手に取るようにわかる。
「全くもって、くだらない。」
そんなことを何度か繰り返した後、ふと時計に目をやると、そろそろ仕事の時間が迫って来た。
しかし、まだ玉は沢山残っていた。
そこでハンドルをいっぱいに回し、さっさと玉をなくし店を出ようとした。
するとどうだろう…
玉を打てば打つだけ、玉同士の予想できない衝突が生まれ、予想できない方向へと玉が飛ぶ。
偶然が偶然を呼び、次々と予想しない結果が生まれる。
そして、大当たり…。
さらに玉が増える…。
これは、何を意味しているのか…。
当たりが出た喜びとは全く別の、もっと大きな驚きと衝撃と感動が彼を襲い始めていた。
今まで全てを一人で完璧にこなしてきた男。
仲間や多くの人間と仕事をするなど、ただ煩わしいだけだと思っていた。
しかし、彼はパチンコを通して自分が生きていた世界がいかにちっぽけで狭い世界であったかということに気づかされる。
もっと自由に、多くの人と接することで自分の予想や計算とは全く違う別の展開、別のチャンスが訪れる。
そして、その見返りは何百倍、いや、何千倍にも膨れ上がる!
なんて素晴らしいんだ!
◆◆◆
確かこんな感じの内容だったかと思います。
私はこの漫画を読んで、とても関心しました。
自分も他人も活発に動き、コミュニケーションを取れば、自分の思惑以上の色々な反応が生まれ、感動が生まれ、大きな結果が生まれる。
自らそういう環境に飛び込めば、何かが起こる。
まずは一歩踏み出すことだ。
といったところでしょうか。
パチンコ玉になろう
当事業所に通う利用者さん達の中には、ひきこもりや人間不信、コミュニケーションが苦手という方が沢山おられます。しかし、勇気をもって「就労支援」の場に出向き、少しずつですが人との関わりを育み、良い方向へと歩みを進めています。
さあ、あなたも人生の「確変」を起こしてみませんか?
【!注意!】私はパチンコを推奨しているのではないということを予めご了承ください。
執筆:スタッフ小野
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
屋号 | 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター |
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〒063-0004 北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
代表者名 | 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ) |
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