ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

最近の地球事情と私の事情:鮭釣り、地球環境変化、動物の事情、人間の勝手な事情  

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その24

 

こんにちは ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

 

もう10月です。

ついこの間まで、夏の気分を味わっていたのに、もう10月。

「光陰矢の如し」、歳月の流れは誰にも止められないので仕方ありませんが、「ちょっと待ってくれよ」とつい文句を言いたくなるのは、私だけでしょうか?

 

さて、今回の話題は、私が大好きな釣りに出かけていて感じていることです。

 

私のブログでは、「鮭釣り」の話題が頻繁に登場しますが、今年の「鮭釣り」は例年に無く厳しい状態です。

なぜなら、私のホームグラウンドとしている海岸に鮭が来ないのからです。

 

沖の定置網には、例年に無くたくさんの鮭が水揚げされていると聞きましたが、河口付近には遡上がわずか見られるだけ…。

 

 

釣り人

 

 

鮭釣りをする方たちの朝は早く、日が変わる午前0時には海岸線に長蛇の列。

真っ暗な海に向かって竿を振る訳ですが、波間には自分の浮きの位置がわかるように付けた小さな灯り(デンケミと言います)が、クリスマスのイルミネーションの様に、赤・緑などの色とりどりの光を放ちながら浮かんでいます。

でも、鮭からの応答は殆どありません。

海の中を覗いた訳ではありませんが、たぶん鮭はいないのでしょう。

もし居たとしても鮭の数より竿の数の方が圧倒的に多いので釣れる確率も低いでしょう。

 

昨年の状況は決して良い状況ではなかったのですが、今年はさらに良くない。

原因は海水温が高温のまま推移していることに他なりません。

以前の状況を思い返してみると、10月ともなると、腰下ぐらいまで海につかり、30分ほど竿を振っていると、ウェイダー(釣り人が履く胴長靴)を通して海水の冷たさが伝わってきて、休憩をとるのが普通でしたが、最近はいくらでも竿を振っていられます。

 

この鮭の回遊遅れ、私は趣味の範疇(はんちゅう)で危惧している訳ですが、漁業に関わる方はそんな悠長なことは言っていられないですよね。

さらには、赤潮大量発生、ウニの大量死など、地球環境の変化が生態系に及ぼす影響が、漁業者の生活の安定に関わることが次々と起こっています。

 

 

くま

 

 

また、最近は住宅街への熊の出没も頻繁となっているようで、道路の脇に「熊出没注意 〇月〇日」などの立て看板をよく見かけるようになっています。

実際に熊の出没に関わる事故も増えているのが現状です。

先日の渓流釣りの時も、熊の気配に注意しながら、熊除けグッズを使いながらの釣行でした。

この時に使ったグッズは100均で購入したおもちゃのピストルと火薬玉のでした。

森の中を数十メートル歩くたびに「パーン」と鳴らしながら歩いていきました。

この時に熊の気配は感じなかったのですが、熊の方では私の存在に気が付いて、森のどこかでこちらを見ていたかもしれませんね。

熊の餌となる木の実が十分でない時に、冬ごもり前の熊は餌を求めて、人里に降りてきて餌を探すと聞きました。

餌が十分でなのも夏の高温が原因となっているのではないのでしょうか。

そのように考えると、住宅街に現れる熊に責任があるとは言い切れません。

地球環境を大きく変化させてしまった要因は、人間の日々の営みの恩恵を生み出す時に付随して発生してさせてしまった二酸化炭素による理由が明らかにされています。

 

 

環境問題

 

 

今、二酸化炭素を出さないカーボンオフセットが叫ばれ盛んに色々な方法が試されていますが、熊にしてみればカーボンオフセットは全く関係の無い話であって、人間の勝手さが招いた結果であるので、住宅街に出現して、罠にかかって駆除されてしまうことになった熊自身も犠牲を強いられたものであると思います。

 

私の趣味の鮭釣りが難しい状況という話題から展開した今回の話ですが、「鮭が釣れないくらいのことで嘆くな」といわれてしまいそうですね。

 

もっともっと、現状の地球環境で窮状に置かれている人々、動物たちはたくさんいるのだということを再認識するブログとなりました。

 

私たちがポリシーとしている「隣人をあなた自身のように愛せよ」を実践することは、人間の独りよがりな思いにストップをかけて、この世の中でどうすれば、皆が幸せに暮らせるのかということのヒントがあると思います。

鮭も熊も人も皆、其々が適切な距離感で、其々の幸せを感じながら暮らせるといいなぁと思います。

 

そして、いつも紹介しているホープ工房の作品たちですが、ここに紹介する作品たちは生命は宿っていませんが、それを作った人たちの思いを感じ取ってもらえると、其々の作品たちが、また違った様に見えるのではないでしょうか。これらは、ホープ再生販売の店舗内にあるホープ工房ブースに並んでいます。パラコードキーホルダーやチェーンキーホルダーなどの味のある作品たちは、皆様のお手元に渡ることを待っています。

 

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

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