念願のミッション達成?:羊蹄山外周、サイクリング、リタイヤ、川からの返答、喜びの収穫
ホープ再生自転車販売店長の一言 その23
こんにちは、ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
今回の話題ですが、随分と前から計画していた羊蹄山外周サイクリングです。
2年ほど前に計画が上がっていて、今回、やっとその機会を得て、実行となったのですが…。
人生何が起こるか分からない、今回の羊蹄山外周サイクリングは、達成半ばで、止む無くリタイヤとなってしまいました。
一緒に連れ立って参加してくれた方が、出発した直後からどうも調子が上がらず、登りも全くスピードが出ないという状況でした。
様子を見ながら走っていたのですが、何度目かの登りで、とうとう自転車を降りて、押し登ることになってしまったのです。
元々、自転車での羊蹄山外周チャレンジは、この方が2度の大病を乗り越え、そのリハビリとして自転車に乗り始めたことがきっかけで思いつきました。
体力が回復するにつれ、少しずつ距離を伸ばしながら、「今日は〇〇まで行ってきた」という話を聞いて、ここまで走れるなら、ちょっと誘ってみようかと思い発案しました。
そんな中、先月、岩見沢の栗沢地区でちょっとしたイベントがあり、そこにその方が愛車に跨って参加をされていました。
その姿を見て、これは是非に実行しなければいけないと確信を得たのです。
結局リタイヤに終わったこのチャレンジですが、その後、この方の自転車を見せてもらうと、なんとメカトラブルを発見してしまいました。
それは後輪のホイール歪みでした。
リヤブレーキのブレーキシューに触れて回転が止まってしまうほどのブレでした。
車に積んで持ってきた際に何かの拍子にブレてしまったのかもしれません。
ブレがブレーキとなって、スピードが上がらず、大きな負荷が掛かってしまったことが、今回のリタイヤの一因となったようです。
今回のリタイヤを受けて、ご本人は、自分が走れない大変さよりも、このままチャレンジを続けることで一緒に走っている私に迷惑をかけてしまうことを辛く思いリタイヤを決めたと、後に人を介して聞きました。
私も少し残念ではありましたが、それよりもご本人の体調が取り返しのつかない状態にならず、結果的に事無きを得たことの方が重要であったと思っています。
そして、何よりも次のチャレンジ目標が新たに出来たということも良かったのではないかと思います。
次の機会には「安全に楽しく羊蹄山外周チャレンジを行う」がスローガンになりました。
思わぬ喜び
今回のチャレンジの結果ですが、これだけでは終わりません。
本来なら、自転車に乗っているはずの時間がフリータイムとして与えられました。
それならばと、車の中に忍ばせていた渓流竿を取り出して、ある所にある川に行ってきました。
「少しでも釣れたら」との思いを抱きながら、その場所に行きました。
用意を終えて、第一投。
その川は私の思いに答えてくれました。
竿を伝って、魚信が手元にプルプルと伝わってきました。
釣れたものは、天然イワナ。
そこからは、一投一匹のペースで釣れ続け、夢中になり過ぎて気が付くと周囲は少し夕暮れに。
慌てて道具仕舞いを終えて帰路につきました。
宿に戻り数えてみると、その数47匹。
餌も底を着く位使いまくっていて、あの短時間でよくぞ釣ったものだと自分で感心しました。
自転車で思いを遂げられませんでしたが、こんな形で満足が与えられて、本当に良かった。
釣ったイワナは、翌日には天ぷらにして昼食になり、軽く塩焼きにして、3時のおやつになったりと、ここでもまた楽しみを与えてもらい、自分では予想しない展開で、さらに楽しいことがあったということでした。
結果は主のもの
人は兎角、思い通りにならないと、イライラしたり、不貞腐れてしまったりするものです。
でも、何が起こるか、自分たちでコントロールできることなど、ほんの僅かですね。
私も、結果に左右されずに、その時々に全力を尽くすことが大切だということを、事ある毎に思い知らさせます。
私にこのような考え方をするベースとして、私の周りには、たくさんクリスチャンが居て、彼らはこう言います、「結果は主のもの」、「主はすべてを益としてくれる方」。
クリスチャンでなくとも、日本的にも「災い転じて福となす」などの諺もありますが、将にその言葉の通りであったと思います。
今回のリタイヤは、それだけを見ると残念なことなのですが、もっと広い視野で見ると、また再び羊蹄山の麓に招いてくれる切っ掛けを作ってくれたのです。
川で私を楽しませてくれ、釣った魚で同席した人々を喜ばせてくれたのです。
私が思いもしない展開で、大きな楽しみを与えてくれました。
その元となっているのは、大好きな釣りであり、身近にいるクリスチャンの方々でした。
釣りをしている時も同じような思いをしたことがあります。
釣り人は皆、自己顕示欲の塊ですが(これは私の持論)、余りに「釣りたい、釣りたい」という思いを強くしていると、竿の先から釣り人のオーラが魚に伝り、大体は坊主(釣果なし)に終わってしまいます。
でも、その逆に「どうぞ、気に入っていただければ、私の餌を食べてください」という位の気持ちでいると、何故か魚たちは私の思いに応じてくれることが多かったです。
余りにガッついているのは自分の精神状態にもよくありませんし、釣り場にいる他の釣り人達に対しても、いい影響は与えませんね。
されど釣り、たかが釣りですので、楽しみ優先が一番だと思います。
同じ時間を過ごすのであれば、ストレスの無い、楽しみに満ちた時になることが一番ですね。
いつも紹介しているホープ工房の作品たちですが、ホープ再生販売の店舗内にあるホープ工房ブースに並んでいます。
制作に当たっているメンバーさんは、新しい作品の開発に日夜頑張ってくれています。
パラコードキーホルダーやチェーンキーホルダーなどの味のある作品たちは、皆様のお手元に渡ることを待っています。
私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。
ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。
執筆:スタッフ相馬
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ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
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