カラスは嫌いですか?
巣づくり、子育て、人間襲撃、自然の摂理
ある朝、夫が散歩から帰ってくるなり、「カラスに威嚇された」と…。
その言葉で、私は昨年のことを思い出しました。
我が家はマンションの3階に住んでいて、隣にある公園の木が目の前にあります。
その木には、毎年いろいろなストーリーがあります。
カラスの夫婦でしょう、二羽がせっせといろいろなものを運んできます。
木の枝、ビニール紐、発泡スチロールのかけら…。
まるでゴミ箱から持ってきたようなもので、それでも大きな立派な巣が出来上がりました。
お母さんがどっかりと巣の中に座り込みました。
卵を温めているのでしょうか?
お父さんがせっせとご飯を運んできているようです。
座っている二羽が入れ替わることもあります。
二年前、その木で卵がかえって、父さんと母さんが交代でピーピー鳴くこどものくちばしに食事をさせている姿を見ていました。
巣の下を通る人を襲撃する姿も見ました。
巣と子供を守るための威嚇です。
やがて、こどもが飛べるようになったら、その巣は空になって、カラスの親子はいなくなりました。
昨年も父さんと母さんはせっせと巣をつくり、卵を温めている姿がありました。
しかし、ある日の朝、カーテンを開けると、その巣が壊されていました。
半分くらいになって傾いていました。
きっと外敵に襲われたのでしょう。
でも二羽は交代に座っているのです。
もし、まだ卵が残っているなら、「頑張れ!父さんと母さん!」と見ていたいところですが、こどもが卵から孵化してくる気配はありませんでした。
ちょっとかわいそうになりました。
しかし、それが自然の摂理なのでしょう。
いつの間にか二羽はいなくなりました…。
カラスの役割
カラスは雑食。
路上に落ちているゴミや動物の死がいを食べてくれる掃除屋。
生態系の中で多くの生き物に対して捕食者としての役割をしているそうです。
その結果、特定の動物が増えるのを抑制していると考えられています。
また、他に木の実を食べて運び、種子を落とすことで種子を散布し、植物の繁栄に貢献しているそうです。
気味が悪い、恐いというだけで嫌うのではなく、その習性を知り、有効な自己防衛対策をしながら、共存していくことが大切なのではと思います。
この世に必要ないものって無いとおもいます。
聖書の一節から【ルカの福音書12章24節】
烏のことを考えてみなさい。
蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉もありません。
けれども、神が彼らを養っていてくださいます。
あなたがたは、鳥よりも、 はるかにすぐれたものです。
※このブログを書いている時、オリンピックのゴルフで松山選手がショットを打とうとするその時にカラスが鳴いて、驚いた松山選手のボールがラフに入ってしまいました。
この世に必要ないものって無い
話変わりますが、「ホープ工房」の製品は、自転車修理再生する時出てきた部品を磨いて再利用しています。
空気入れのバルブ、チェーンのリング、そしてチェーン等、磨き上げれば宝の山です。
「ホープ工房」は、この世に必要ないものは無いを実践しています。
どうぞご利用ください。(良)
執筆:スタッフ斎藤
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商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
屋号 | 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター |
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