ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

私コロナに感染しました

 

PCR検査

 

 

PCR検査申し込み

 

コロナウイルスについては、連日の報道で身近に迫っていることをひしひしと感じていました。

実際知り合いにも一家で感染して苦しんでいらっしゃることを伺っており、事業所関係の皆さんには、手洗い消毒をしつこいほど訴えてきました。

 

ところがある日のことです。

私自身の体調が優れず、朝から微熱が出て、だるさを感じました。

でも夢にも自分がコロナに感染したとは思いませんでした。

 

職場を早退して休んでいる時、ごく身近な愛する人がコロナの陽性だったという情報が入り、すぐに夫と私のPCR検査を申し込みました。

その際も、微熱がある私は検査してくれるというのですが、夫に関しては「症状のないので検査できない」といわれました。

夫は心臓にペースメーカーを入れているなどを一生懸命説明、次の日一緒に検査を受けられる手はずになりました。

検査を受けた後も「陰性でありますように!」と「誰にも感染していませんように、皆護られますように!」と結果が出るまで祈り続けました。

 

 

 

陽性告知

 

次の日、保健所から「陽性でした、ご主人は陰性です」という電話が来ました。
「ホテルで療養してもらうのは2日後」という案内に「夫に移したら困るのですぐにホテルに入れてください」と言って受け入れてもらえませんでした。

おまけに夫は私の濃厚接触者として私がホテルに移ってから2週間自宅で行動の自粛を申し渡されました。

二日間は本当に夫に移さないようにと思うのですが、我が家はトイレが一つ、おまけに便秘が続いていたので下剤を服用したら効きすぎて、頻繁にトイレに行きたくなるのです。
本当にトイレの消毒には気を使いました。何より夫に感染させるのが怖かったです。
私は部屋にこもり、夫は家じゅうの消毒に奮闘していました。
そしてホテルに行く前に、使っていた寝具すべて洗濯機で洗いました。

ウイルスは洗濯すれば大丈夫と聞いていたので、家じゅうの毛布、タオルケット、クッション、枕…洗濯機に入る物はすべて洗いました。
干す時は、夫に別の部屋に移ってもらい、干す場所がないくらい干しまくりました。

 

 

 

事業所で陽性者が出たら

 

それからは、私は参加できませんでしたが、保健所からの聞き取りや事業所関係者全員のPCR検査実施。
スタッフのみんなはどんなに大変だったでしょう(自分も濃厚接触者の範疇にいる人)。

恐怖を訴える人、家族から帰宅するよう言われる人、問い合わせがいろいろあったことでしょう。

実際、ご家族も検査結果が出るまで休暇扱いの方もいたようです。

 

今度の一件でよかったことの一つは、スタッフは本当に頑張ってくれました。

本当に感謝です。
他にもいろいろな事件が発生していたようです。

お疲れさまでした。

そしてありがとう!

そして、検査した人全員の陰性が証明されました。

 

神様、ありがとうございます!

 

 

ホテル

 

 

孤独なホテル

 

ホテルは普通のビジネスホテルの一室です。

毎日の朝、夕の体温、酸素飽和度の報告の他は、何もありません。

レントゲン撮影を望んでも、医者の診察もありません。

朝、昼、夕3食の弁当を取りに行く以外は一切外に出ることもありません。

窓を開けることもできません。

ただただ、横になって、熱を測るだけです。

(お弁当を取りに行く時、エレベーターで同乗した人が咳き込んだら、他のコロナの症状がでるようにならないか恐怖でした。)

熱は、朝、「今日は調子いい、もう回復したかも」と思っても、その後すぐに37.5度まで上がることも…。

とにかく熱が上がるとだるさを感じました。

 

おまけにWIFI事情は芳しくなく、LINEの送信にWIFIを外してスマホを再起動したり、パソコンで送ろうと文章を書いている時、ENTERキーに触れたら送信されてしまって、変な文章が飛んで行っちゃうのです。(いつもと同じかな…)

でも、LINEやメールがあったおかげで外と繋がっていられました。

感謝です!

結局たっぷり時間があるから仕事をしようと持って行ったパソコンは、通信手段で役立ってくれましたが、仕事は全く手がつけられませんでした。

 

 

体温

 

 

やっと帰宅

 

感染発症日から10日経過すると、人に感染させる心配もなくなり退所までのカウントダウンが始まります。

症状軽快後37.4度以下の体温が72時間続くことが退所の条件なのです。

待ちに待っていた退所の日ですが、私は最初の24時間の段階で37.5度以上になってしまい、一日延長なってしまいました。

それでもなんとか、72時間が経過し、やっと外の空気を吸った時は、とてもうれしかったです。
夕食にお蕎麦をゆでて食べました。

美味しかった!

 

後遺症として、体のだるさを感じています。

 

そして、コロナは油断していなくても、気を付けていても、するすると近寄ってきました。

誰にも迫りくる危険です。

ワクチン接種を受けて、少しでも危険から遠ざかってほしいです。

そして、不幸にしてコロナに感染して苦しんでいる方、後遺症で苦しんでいる方、解決できなくても苦しみは共有できます。

ご一報ください。

 

私以外に陽性者が出なかったこと、本当に神様に感謝致します!(良)

 

 

執筆:スタッフ斉藤

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ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

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