シリーズ左利き「2」パソコン、マウス、キーボード
右利きの方にはなかなか伝わりにくいことなのですが…
世の中には左利きの人にとって、とても使いにくい物があります。
その一つがパソコンとその周辺機器。
特に今回はノートパソコン本体、キーボード、マウスに注目して、
ノートパソコン
ノートパソコンの側面、左側には周辺機器を繋ぐケーブル類の差込口があり、右側にはDVDなどの
左利きの人にとって、これがなかなかの厄介。
ケーブル関係が左側面に差し込んであると、左手で操作するマウスの邪魔になります。
ディスクの差し込み口は、ただでさえ出し入れがしにくいのに、
もちろん、メーカーや機種によって細かな違いはありますが、さすがに左利き専用ノートパソコンは無いでしょうね…。
キーボード
利き手の左右を問わず、
しかしこれは、
例えば、テンキー(数字キー)、矢印キー、Enterキーなどは左手で押せる位置にあると便利だと思います。
逆に、左手で操作するショートカットキー(例えばコピー(Ctrl+C)や貼り付け(Ctrl+V)などなど)が右手でも操作できるとありがたいです。
さすがにアルファベットキーが全部逆になってしまうと、ちょっと困りますが、最近はオリジナルキーボードが作れるお店もあるそうなので、自分専用のキーボードを考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
マウス
右手でマウスを握った場合、人差し指が左クリック、中指が右クリックというのが一般的だと思います。
しかし、私の場合は、左手でマウスを握るので、自然に構えると、左クリックが中指、右クリックが人差し指となります。
でも、それだとなんともあずましくない…(北海道弁「居心地が悪い」の意)
なので私は、右斜め15度くらい傾けて、左ボタンに人差し指が乗るように握ります。
では、右クリックはどうするかというと、人差し指を動かして右ボタンをクリックするのです。
ボタンとボタンの間にホイールがあるタイプのマウスも、ホイールを乗り越えて人差し指が左右ボタンを行き来します。
恐らく右利きの方にはない運動でしょう。
ただ、マウスは左利きの人たちの間でも意見が分かれるところです。
左利きでも右手でマウスを持つ人が意外に多いのです。
「最初から右で使っていたから慣れてしまった…。」というのがその理由。
ここまで読んでいただいて「ん?」と思われた方、カンが鋭いかもしれません。
実は、左利きにも個人差があるのです。
ですから、私がいままで列記してきた内容も、共感する左利きもいれば、ピンとこない左利きもいるのです。
右利き中心という世界の中で、左利きはどうにか適応しようと工夫を強いられます。
しかし、その工夫は一人ひとりの生活する環境によって、または自分自身の感覚的な違いや様々な諸条件の違いによって個性が現れます。
前回の私のブログで触れた、一人ひとりの独特の世界観がここで形作られるのでしょう。
この工夫は、右利きの人には全く必要のない工夫ではないでしょうか。
同じ世界でも、立場が変われば見え方も全く変わってしまいます。
利き手の違いだけでなく、いろんな場面で言えることだと思います。
相手のことを思い、いろんな方向から物事を見極められるようになりたいものです。
執筆:スタッフ小野
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