ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

手話:共通語、聴覚障害、初級手話講座、当たり前 

 

ホープ再生自転車販売店長の一言 その15

 

こんにちは ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

 

札幌も、やっと、やっと夏らしい風の吹く季節となりましたね。

皆さんは、自転車に乗っていますか?

不特定多数の人との接触を避けて移動するための手段としては、自転車は最高ですね。

いい季節になりました、皆さん自転車に乗りましょう。

運動不足解消、温暖化対策、経費削減・・・・、理由は何でもいいんです。自転車に乗りましょうね。

でも、くれぐれも事故には気をつけてください。

手話2

今回の話題は、「手話」です。

 

皆さんは、手話になじみはありますか?

 

最近は、コロナについての政府からの発表などの際に、テレビ画面の端の方で、手を色々な形に動かしている人が映っているのを見かけませんか。

あれが手話です。

手話は聴覚に障害のある方が、音声言語の代わりに使う言葉なんです。

 

私は福祉系の大学を卒業しましたが、友達に難聴(音が聞き難い)の障害を持った人がいたり、別の友達は聾唖(ろうあ)者問題研究会というサークルに入っていたりということで、比較的身近に手話の存在がありました。

でも、本格的にマスターしていたわけではなく、片言?の手話が使える程度でした。

ですから、日常の場面で聴覚障害のある方とコミュニケーションを取れるということではなかったのです。

 

大学卒業後、福祉系の仕事をしながらも、再び手話に深く触れる機会のないままに長い年月を過ごしていましたが、あることを切っ掛けとして、急激に手話と密接な関係となりました。

 

それは、聾唖のご夫婦と知り合いになったことです。

その方々とお話がしたいという思いが強くなり、それと並行して自分の周りで、手話に関してのイベントが続いたこともあり、手話を本格的に勉強しようということになりました。

 

これには、私の妻の方がより興味を持って、札幌市が主催する初級手話講座を受講しようということになりました。

 

それが今から2年前のことです。

約半年間、毎週1回2時間の講習を受け、無事に修了することが出来ました。

実際の場面では、聴覚障害のお客様が自転車店にいらっしゃり、つたない手話でご要望に従って対応したりしました。

 

また、こんな場面で役立つことがありました。

 

夫婦で道南(北海道南部)に旅行に行った際、他のお客様もいるような大広間のある施設で、仮眠をとる機会がありました。

周囲の人も寝ているので静かにしなければならないのですが、どうしても妻と会話をしなければならない状況になりました。

悩んだ挙句、その時ひらめいたのが手話で会話することでした。

周囲に迷惑を掛けずにコミュニケーションを取ることが出来ました。

 

 

手話は今の時代では特別なことではありません。

 

各自治体では言語条例を制定し、積極的に公の場で、手話通訳者が活躍をしています。

近眼の人がメガネを使って視力を調整するように、歩行が不自由な人が車椅子を使って行動するように、また、その車椅子が日常生活の中で不自由なく使えるように、街角に備え付けられているように、聴覚障害のある方がコミュニケーションの手段として手話を使い、それが普通のこととして日常の中で通用するような世間となるといいなぁと思っています。

 

当たり前のことがストレスなく普通に通用することの大切さと、難しさが現代社会にはありますね。

 

私は、これからも特別なこととしてではなく、日常の中で積極的に手話を使い、手話を知らない人たちに興味を持ってもらえるような心構えを持っていたいと思っています。

 

今回は、「手話」というものにスポットが当たることを願って話題にしました。

 

 

最後にいつも紹介しているホープ工房の作品たちですが、皆さんが当たり前のように、身に付けていただけるような人気者になってくれると嬉していなと思っています。

 

この作品たちは、ホープ再生自転車販売の店舗の中に、ホープ工房の販売ブースを設置しております。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

 

執筆:スタッフ相馬

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ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

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