ホープ工房 ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修のハンドメイドカホンなども販売。

物を大切にする

花屋

 

人にとって植物とは…、植物にとって人とは…。

 

先日、【フランスのリヨンに住む元造園家の男性が、植物保護所を開設した】というニュース映像を目にしました。

 

花屋に並んだ植物は、一定期間を過ぎ売れ残ると花が枯れる前に捨てられてしまう。

その男性は、捨てられる運命にあった花を回収し、ほしい人に育て方を教え、第二の人生を与える活動をしているとのこと。

 

また、その男性はことも話しておられました。

「人は長時間の外出や旅行をする際、子供やペットを施設に預けたりするのに、植物はほったらかしている」。

「人は植物を必要としているが、植物は人を必要としているわけではない」。

 

なるほどと共感した次第です。

 

花に限らず、野菜も似たような扱いを受けます。

 

ハネ品と称して規格にあわないと取り除かれ、畑の傍らに積み上げられている物も多数ある。

もったいない。

土のついたままでいいから袋に入れて安価で売ってほしい。

 

昨年の夏、キュウリがとても高かった。

曲がったキュウリで充分なので、もぎたての新鮮野菜が食べたい。

ニンジンも小さなものや二股の物が捨てられているよう。

不良品を安価で流通させたら、農家での良品の価格が下がってしまうのでしょうか?

形が整っていなくても、新鮮で安価なものを消費者は求めているのではないかと感じるのは私だけでしょうか…。

 

 

ホップ食堂

 

 

もったいないを集めて

 

そういうもったいないを集めて、日々の生活に苦しみを抱えている人たちに分けてくれるシステムが出来ていました。

それが、「フードバンク」さん。

当事業所でも、昨年11月から始めた「ホープ食堂」(下記URL参照)でフードバンクさんに大変お世話になっています。

賞味期限の近づいた食品を集めて分配してくれます。

そういう食品も利用し、足りないものは寄付金を使って「ホープ食堂」の活動が可能となるのです。

今後は、「物バンク」さんの協力もいただいて、子供服などの仲介も考えています。

 

 ※この文章書いた後に、残念なことに3月いっぱいでフードバンクが閉鎖することがわかりました。

 

 「ホープ食堂」はこれまで通り支援者の皆さまからの寄付金で続けていきます。

 更に、新たなフードバンクと出会えますように!

 

 

 

棚

 

 

ホープ再生自転車販売もホープ工房も

 

そして、わがホープ再生自転車販売は、捨てられる運命の自転車を再生させています。

 

自転車を手放す理由は人それぞれ。

引っ越しなどで持っていくのが難しい、まだピカピカの自転車。

10年以上乗り続け愛着がある自転車だが、修理をするには費用がかかる…。

そんな自転車を引き取って、磨き上げ修理して部品を交換し、新品のように再生して、安価で販売しています。

 

ホープ工房は、自転車の再生時に使わなかった部品を磨き上げておしゃれな製品をどんどん製作中です。

1台の自転車に2個しかない空気入れのバルブも貴重なアイテムです。

 

植物、野菜、食品そしていろいろな物達、「モノを大切にする心」を大切にしていきたいです。

 

 

執筆:スタッフ斎藤

 

■ホープ食堂ホームページ:http://www.seikatusoudan.or.jp/page/shokudo.html

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ホープ工房

ホープ工房

ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。

屋号 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター
住所 〒063-0004
北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28
営業時間 9:00~18:00
定休日:土・日・祝
代表者名 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ)
E-mail info@hopekobo.com

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