必要とされている!~放置自転車の価値とは…~
放置自転車
「北の国から」というドラマの一コマでこのようなお話があります。
お父さん(黒板五郎)は、小学生の息子(純)が自転車を欲しがっているのを知り、近所に長い期間放置されていた、ぼろぼろのママチャリを持って帰ってきます。
そして、錆を落とし、修理し、ペンキを塗り、息子に与えます。
しかし、息子が欲しかったのは友達みんなが乗ってる切り替え付きの最新式自転車。
純はお父さんが機嫌を損ねるのも嫌なので、「ないよりまし」と我慢して乗っていました。
しばらくして警察官がおうちにやってきます。放置自転車の持ち主が「うちの自転車が盗まれ、黒板さんちの息子が乗り回している。」と通報したらしい。
五郎は納得いかず、「ずっと放置されていたのに…せっかく整備したのに今更…」と反論し、警察官と口論になってしまいます。
結局自転車は持ち主に返し、純は念願の最新式の自転車を買ってもらいます・・・
必要とされている!
ホープ再生自転車販売では、主に札幌の放置自転車を整備、再生し、販売しています。
自転車にしてみれば、放置されて「価値ねえんだオレ」って落ち込んでたかもしれません。
しかし、磨かれ、修理され、再生され、値段(価値)が付けられ、お客さん(必要としてくれる方)のもとに渡ります。
人生再出発!「オレの存在って価値あるんだ!必要とされてる!」
そんな思いで毎日、自転車整備を行っています。
自転車再生パーツグッズ
自転車を再生する中で、不要となってくるパーツが出てきます。
そんなパーツを利用して作ったのが、自転車再生パーツグッズです。
自転車のチェーンで作ったキーホルダーは、金属の鈍い輝きと、よく見るとちっちゃなロゴが入ってたりで、カッチョいい!
執筆:スタッフ阿部(光)