人間って面白いなぁ…。映画「弱虫ペダル」を観て
ホープ再生自転車販売 店長の一言
こんにちは ホープ再生自転車販売店長の相馬です。
当店にご来店いただいた方は、見かけたことがあると思います。
これから、ぼちぼちとこのコーナーで色々な話を伝えていきたいと思います。
今日の話は、人が持っている才能あるいは能力についてです。
自分の才能に気付いた少年の物語
少し前のことになりますが、映画「弱虫ペダル」を観ました。元々、自転車に関する映画であったため、興味を持ったことで見ようと思ったのですが、そこに登場する小野田坂道(おのださかみち)の生き様を見て、とても感激しました。
彼は、特に取り柄の無い、運動は全く苦手という、いわゆるオタクの少年でしたが、千葉に住む彼は、オタクの聖地「秋葉原」に週一回のペースで片道45㎞往復90㎞、所要時間4時間の道のりを、ただのママチャリでずっと通っていました。
でも、彼の乗るママチャリは、遠出をすることを心配した母親が細工して、普通のママチャリよりも全然進まない改造がされたものでした。
それでも、「秋葉原」に行きたい一心で、なかなか進まないということに気も留めず通い続けました。
さらに彼の家はちょっとした山の山頂に匹敵するような場所にあり、帰宅の際には激坂を登るということが必須な環境であったわけです。
彼が高校に進学した時、ふとしたことから自転車競技部に入部することになり、そこで行われた一年生歓迎レースで、自分でも気づいていなかった坂道を登ることを得意とするクライマーとしての素質に気が付くというストーリーです。
映画を観たことをきっかけとして、原作にも興味が出て、発刊されている単行本を全巻かって読みふけってしまいました。
あなたにもある、知らずに磨かれた才能
ちょっと話はずれましたが、人が持っている才能あるいは能力、本人が気づいていないところで確実に磨かれているんだなぁということに感激したのです。
「自分は〇〇が苦手だから」、「自分は△△が嫌いだから」というレベルで自分の才能を埋もれさせてしまっているということも多々あるかもしれない。
でも、予想しないきっかけのお陰で、自分の知らない才能、能力に気が付くことがあるんです。
何事も経験と思って、取り合えずやってみるという素直な気持ちが大切なのかもしれませんね。
ホープ工房で出品されている各グッズも、この事業所に来て初めて作品作りをした方々が作っていることもあります。
そこで、自分の作品作りのセンスや技術の有効性に気付き、作り続けることで技量が磨かれて、さらに素晴らして作品が出来上がってくるわけです。
ホープ工房には、そのような経過を経た作品たちが並んでいますので、是非一度お手に取ってその「技」をご確認いただけると嬉しいです。
以上、ホープ再生自転車販売店長の一言 その1でした。
執筆者紹介
スタッフ相馬:
ホープ再生自転車販売店長、障がい者就労支援事業所ホープ所長。幼いころから「自転車」と「DIY」への熱い思いと豊富な知識を蓄える。障がい者福祉の道を志し、長年の福祉施設に設勤し、人の心の成長、生きる意味を見つめ続け、サポートし続けている。そんな「人の心」と「自転車」への深い愛情が、ホープ全体の下支えとなっている。無類の釣り好きで週末はほぼ水辺で過ごす。
オススメ関連商品
チェーンキーホルダー「ジグザグ」Lサイズ
商品紹介
チェーンクラフト「ジョン」
商品紹介
パラコードブレスレット Sサイズ pcbs005
商品紹介
ホープ工房
ホープ工房は、札幌西区の障がい者就労支援事業所ホープで制作している手工芸品の販売サイト。
主たる支援事業であるホープ再生自転車販売で培ったノウハウを活かし、
自転車パーツを活用したアクセサリーやアイデアグッズを販売。
また、完全無添加・無着色の犬用チーズおからクッキーやプロミュージシャン監修の
ハンドメイドカホンなども販売。
屋号 | 特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター |
---|---|
住所 |
〒063-0004 北海道札幌市西区山の手4条1丁目1-28 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土・日・祝 |
代表者名 | 斎藤 博之 (サイトウ ヒロユキ) |
info@hopekobo.com |