ホープ再生自転車販売店長の一言　その38

ホープ再生自転車販売店長の相馬です。

いい季節になりました。

より一層自転車を乗る機会も増えましたね。

気持ちよさそうに、軽快なペダリングで自転車に乗っている姿は、本当にいいですね。

でも、その反面として、自転車に乗っているが故の「交通事故」が増えているのも、事実です。

自分が加害者であったり、また被害者であったりと状況は色々ですが、いずれにしても痛ましい結果となることには変わり有りません。

先日も、私たちのお店がある札幌市西区地域で自転車にまつわる死亡事故が発生いたしました。

自転車に関わる者として、一人の自転車を愛する者として、お亡くなりになられた方には、心より哀悼の意を表したいと思います。

ということで、今回は、「交通安全：自転車の場合」についての豆知識をお伝えいたします。

交通安全：自転車の場合

基本的なこととして、自転車に乗って走行する時には、その人は運転者であり、自転車は軽車両であるという事実です。

歩行者ではないということが重要な点であり、歩行者ではないから、やってはいけない行動がたくさんあるということです。

自転車に乗った時には、軽車両であるからこそ、通行は左側通行です。

その通行する部分は、原則歩道ではありません。

一部例外としての条件もあるのですが、自転車での走行に危険が及ばない限りは、車道通行です。

そんな中で、歩道を通行している自転車が多くいることは、現状としてありますね。

しかし、軽車両ということを忘れず、歩行者を優先する行動が必要です。

歩道上では、自転車の方が歩行者よりスピードが速いのは当たり前なので、歩行者を追い抜いていくということは、よく見かける行動ですが、その時に歩行者の脇スレスレをかすめる様に走っていく方がいますが、とても危険な行為です。

自転車がぶつかった時に、歩行者に怪我を負わせることにもなる他、自転車に乗っている方自身も転倒の危険があります。

歩行者優先の大前提が分かっていれば、スピードを緩めて、歩行者から十分な距離を取って、安全に横を通り過ぎるということは難しくないことだと思います。

また、自転車に乗っている方が事故に遭わないためには、自分は運転者なのだという意識を持って、走行することで、歩行者でいる時の感覚のままのスピードだけが速いという危険を遠ざけられるのではないでしょうか。

それから、夕方から夜の時間に自転車走行する機会がある方もいらっしゃると思いますが、是非にライト点灯走行を厳守してください。自転車の存在をライト点灯、反射板装着などにより、歩行者にも車両にも知らせることで、事故の危険をかなりの割合で下げることができます。

それから、自転車に乗りながら、イヤホン・ヘッドホンを装着している方を見かけますが、これはダメです。

周囲の情報を収集するための方法(聴覚)を一つ失った状況を自ら作り出してしまっているのですから、是非ご注意ください。

いずれにしましても、わが身は自分で守らなくてはならないことが第一ですが、周囲に自転車の存在を認識してもらうことで、事故リスクを少しでも下げて、これからの季節のサイクルライフを安全にお楽しみください。

ホープ再生自転車販売では、直前に更新したブログでも紹介しておりますが、自転車に乗る人のために、自転車走行時の注意点を分かりやすく表したミニ冊子「SLOW (スロー)」を作りました。

自転車を買っていただいた方にお配りしていますが、店頭でもご希望の方に配布していますので、ご希望の方はスタッフにお声がけください。

そして、他のスタッフがブログでも紹介していますが、TSマーク付帯保険に加入しておくと、いざという時に人身に対する補償が受けられるので安心ですね。

詳細は、当店スタッフにお問い合わせください。

そして、いつもの様にホープ工房の宣伝です。

私のブログをご覧になり、興味を持っていただいた方、まだホープの事をご存じない方は、一度ご来店いただくことを希望いたします。

ホープ工房商品ご購入希望の方は、同系列店の「たい焼きたこ焼ホープ」の店内、大通り交流拠点地下広場内の元気ショップ、JR札幌駅西コンコース内の元気ショップ「いこ〜る」でも販売しております。

遠方の方は、どうぞネットショップもご利用ください。

執筆：スタッフ相馬